MFTの願い
 MFT内サイト検索
打つ > スイング > ひじと手首1

ひじと手首1 (バッティング編)

本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2003年8月号)
ひじの使い方(特に右打者の右ひじ、左打者の左ひじ)と、手首の角度は、バッティングにおいて非常に重要な意味を持っています。

以下に列記する症状の出る選手は、ひじや手首の使い方に問題のある可能性が考えられます。

・ 最短距離でスムーズにバットが出ない
・ ボールに対してバットのヘッドが真っすぐに出ない
・ 効率良く力をボールに伝えることができない


そこで、ひじと手首の使い方およびその練習方法を説明したいと思います。
※ 今回紹介する使い方はあくまで一般的な方法です。メジャー選手の中にはすごい力があり、全く違う使い方をしてホームランを量産している場合もあることを付け加えておきます。

ミートポイントの瞬間の形

ミートポイントの瞬間のイメージをつかむ練習

ミートポイントの瞬間のイメージをつかむために、写真のように、右手(左打者は左手)でボールをチョップするような形を作ります。

手のひらが真上を向いて、ボールに対して真っすぐになるようにしましょう。

手のひらが斜めにならないように注意しましょう
てのひらが斜めになっている例

※ ここでは、練習のために手のひらを真上に向けますが、実戦の感覚では、写真のようにてのひらが斜めになる使い方もあります。
ひじが先行する

写真のようにひじが先行するようにしましょう。
ひじが遅れる悪い例

写真のようにひじが遅れる使い方をすると、バットが遠回りをし、右肩が早く開く原因になります。
釘を打つ感覚
釘を打つ時に、真っすぐ力を加えなければ、釘は曲がってしまいます。

「ひじが遅れる」状態で釘を打とうとすると、力が入らないことがわかると思います。

釘に真っすぐ力を伝えるための手首の使い方は、バットの力をボールに伝える動きに共通する点があります。

※ ボールに対して斜めにバットを出し、回転を与える打ち方もあります。
Copyright (C) 2001-2023 MFT Co.,Ltd. All Rights Reserved.