方程式のように・・・(^^;)

スクールやレッスンに通ってくる、子ども達と大人との出会いは
意味深いと、勝手に思い込んでいます(笑)

初参加の場合、当然のことですが
技術を求めてくる親子がほとんどです。

それが、段々と力が抜けてきて
「野球の楽しさ」と「野球以外の何か」に気が付き始め
子どもが、「グ~ン」と伸びるパターンがあります。

ご父兄に聞いてみると、口をそろえて言うセリフがあります。

「あまり、子どもに言わなくなった」
「イライラしなくなった」

この2点が出来そうで出来ない難題です。

しかし、ここに隠されている物は
子どもの成長に必要なものだと思います。

親子が信頼関係を築けるか?
尊敬の念が生まれるか?

「鶏が先か、卵が先か」わかりませんが
技術から子どもの中に入って行った時も
垣間見えるのが、親子関係です。

日頃のチームの指導者の色さえも
しっかり映し出されます。

間違って教え込まれていて
「ぼくが悪いんです」と答える子どもに

「君は何も悪いことはしていない」と伝えます。

野球は失敗のスポーツ!
怖がることなんかありません。

大人同士の駆け引きも、まったく必要がありません。
大人も子どもも、純粋に楽しめない野球は
何かボタンの掛け違いのような気がします。

大人が一生懸命になればなるほど
意外と冷めた子どもが多いのは、気のせいでしょうか?

3 thoughts on “方程式のように・・・(^^;)

  1. 智悠父

    佐藤さん、お久しぶりです。

    私も微力ながらチームで指導にあたっていますが、
    子供にイライラした事は今のところありません~。

    ただ、指導に関わっている大人にイライラする時があります…
    (イライラした時は、グランドから外れますが…)

    今回の佐藤さんのメッセージで、「大人同士の駆け引き…」
    ちょっと耳が痛い部分であります。

    我チームは、ボタンの掛け違いの他に、そもそもボタン穴と
    ボタンのサイズが合っていない場面に遭遇する事もあります。

    単純に子供達と野球を楽しめばいいだけなのに、大人同士が
    かみ合わない事で子供達が犠牲になっている…反省ですね。

  2. おがわ

    初めてコメントさせて頂きます、おがわと申します。

    私は最近、MFTのHPを知り、楽しく拝見させていただいている者です。
    非常にわかりやすく走攻守について解説されていて嬉しいです。
    そして、佐藤さんのブログ記事からも学ばせて頂いています。

    子供たちと大人との出会いは本当に意味深いと私も思います

    私には3人娘がおり、全員ソフトボールをしています
    先日、真ん中の娘(中学2年)がクラブチームを退団しました。

    娘は「監督のもとでソフトボールをする意味がわからなくなった」と言いました
    そして「楽しくソフトボールがしたい」と

    この言葉を聞いて、
    それまで「指導者とはいえその前に1人の人間なのだから、
    様々な人がいる、多少の理不尽はある」 と言って、
    勝手な理屈で娘を耐えさせていた自分を恥じました

    その監督は親や選手の陰口を言い、特定の選手しか起用・指導せず、
    自分が推薦する高校に進学しなかった選手をチームから除名する様な
    「指導者」と呼ぶにはほど遠い人物でした

    そんな事とは知らず、「上を目指すんだ!」と希望をもって入団しましたが、
    毎週繰り広げられる、理不尽としか言いようのない出来事・・・
    怒鳴り散らすのは当たり前、気分が悪いと手も足も出す、
    ユニフォームがビリビリに破れる程選手をゆさぶり・・・「指導だ」と言う・・・・
    他にも理解不能なことばかりでした
    それでも、「子供のために」と監督の顔色をうかがう保護者たち・・・

    しかし、そんな親の姿を子供達に見せる事が、
    本当に「子供のため」になるのでしょうか

    いろんな場面で
    尊敬できる「本気の大人」との出会いが子供たちには必要なんですよね・・・

    佐藤さんのブログを拝見しているとより強くそれを感じます

    今、娘は中学校のソフト部で仲間にも恵まれ、がんばっています
    小学生の頃のように、はつらつとボールを追いかけています

    私も反省する事ばかりですが、日々の出来事から学べる自分でいられる様に
    意識して、娘たちの成長に負けないよう頑張りたいと思います

    ・・・長文になってしまい失礼致しました
    これから寒さが厳しくなりますが、お体に気をつけて下さい。
    ありがとうございました

  3. 佐藤洋 投稿作成者

    ◆智悠父さん◆
    ご無沙汰しております。
    気づかない大人は厄介です。
    私もここ数年は、子ども達に「良い情報を流し続ける」ことに
    重きを置いています。
    矛盾ですが、気づかない人へ、気づいている人は
    損得のない駆け引きが必要になってきます。

    智悠父さんの情報は共感できます。
    そして同じ考えを持った大人が
    私の周りにはたくさんいます。
    智悠父との出会いを、皆さん喜んでいますよ。
    これからも一緒に楽しませてください。

    ◆おがわさん◆
    コメントありがとうございました。
    空に向かって唾を吐けば
    その唾は自分にかかります。
    その指導者の方が、教育者でなければ
    結局は自分が苦しむことになります。

    娘さんが、仲間に恵まれはつらつと・・・
    何よりも嬉しいことですね。
    子は親に学び、親は子から学びます。
    何よりもその状態が幸せです。

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