子どもの頃の「野球」を思い出しました♪

 

研究所会員の方のブログ
http://jinsnap.exblog.jp/18187798/

jinsnap (weblog on a snap shot)
から抜粋させていただきました。

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この前の土曜日。
午前に1つ、午後に1つの2つの少年野球の
sceneを見せていただくことが出来ました。

1つ目は、子供主体の少年野球。
一言で言うと「幼かった頃に経験した野球」です。

そこには大人の怒号や罵声はありませんでした。

あるのは、
三振しても、「ナイススイング!」
走塁でアウトになっても、「ナイスラン!」
そういうプラスの言葉と子供達の声援。

子供達が主体なので、試合に出ている子供達も
応援している子供達もみんなが一生懸命に伸び伸びとやっています。

わたしが一番印象に残ったのが、試合中の選手同士の声掛け、
応援している子供達の声援が誰かに言われる訳ではなく自然とやっていること。

例えば、子供達が友達と遊んでいる時、
自然に友達と会話したり声掛けする時の空気と同じ空気を感じました。

声を出せよ!
応援しろよ!
という大人からの指示の言葉は聴くことが出来ませんでした。

そんなところに、昔、野球が好きで、友達とやるのが楽しくて、
毎日暗くなるまでやっていた頃を思い出したのかもしれません。

このような雰囲気なら、子供の心も健やかに成長するのではないかと感じました。

もう1つは、大人主体(に、わたしは見えました)の少年野球。
一言で言うと、「大人が子供に指示を出して、やらせている野球」です。

プレーのたびに、こうしろ!、ああしろ!、そうじゃないだろ!、こういう風にするんだろ!。

監督さん(と思える人)が発している言葉です。
しかも自分専用のイスに足を組んでふんぞり返っている…。

この言葉を聞いた子供達は…と様子を見ると、
怒られてる、やばい、そんな空気で包まれていました。

萎縮。

その様子にはこの言葉がぴったりに感じました。
残念で苦しくて寂しく感じ、直ぐにその場を離れました。

双方とも同じ小学生の少年野球です。

なぜこうも違うのでしょう。

1つ目の少年野球は、(勝利より)子供達の健やかな成長を目指すチーム環境。

2つ目の少年野球は、勝利を目指すチーム環境。

わたしの個人的な感覚ですが、「環境」の違いと思っています。
とはいうものの、わたしがそれぞれのチーム環境つくりに
あれこれ言う資格はありません。

ですが、小学生、中学生の子供達には野球の技術より、
先に教えることがあるように思えますし、
そうしてきたことで野球の技術が向上している子供達がいることを知っています。

子供達の成長に大人の存在は欠かせません。
だからこそ大人でなければ出来ない事をやるべきと思います。

環境作りは大人の仕事。
わたしは過去の実体験も含めて、
“子供主体の少年野球”であることを強く望みます。

2 thoughts on “子どもの頃の「野球」を思い出しました♪

  1. 少年野球大好き❤

    いつも 心に響くお話しありがとうございます
    うちの子のチームもよぉ~く委縮してます

    先日も「野球をしらないで野球をやってるな!」と
    試合中に怒鳴られていました

    子供達は まだ気づかない(知らない)何かに出会えるワクワクを楽しみに生活をしているのだと思うし その出会いの1つの手段に野球があるのだと私は思っています だから知っててプレーしなくてもいいんです 本で読んで得た知識のように 知ったからといってできるはずがないんですから 

    また「勝ちにこだわっていく」とも怒鳴られていました
    勝つだけが野球でしょうか? 勝ちにこだわるのなら それと同じくらい いやそれ以上に勝てなかった時もとことんこだわってほしいと思いました
     
    勝敗にかかわらず 勝った時は1人1人を褒め 勝てなかった時も1人1人を褒め またプレーを振り返る時間を与えてくれる指導者もいます 
    ありがたく思います
     
    最近の子供は
    残念ながら自分の意見はなかなか言えませんが
    頭の中は利口な子供が多いです 

    自分の中でどちらの話を聞いて
    どちらを聞き流すか判断しているようですが 
    多少なりとも心の葛藤もあるようです

    子供達が苦手な事も素直に吸収して消化していける環境を作ってほしなと思うと同時に 自分も大人の仕事をしなければと思いました

    楽しむ野球♪
    「勝つ」だけが楽しむ野球ではないと思うのです 。。。
    色んな楽しみ方がありますが 誰が楽しむのか? 1番に子供が楽しんでくれたらなと 本当に思います

  2. 佐藤洋 投稿作成者

    少年野球大好き❤さん

    「子どもが主役」であるべきですが、現実は
    「大人が主役」になっている傾向がかなり強いようです。

    少年野球が荒れているように思っていましたが
    子どもが関わる競技のほとんどが
    同じような傾向にあるようです。

    皆さん、「子どものために」一生懸命なので
    厳しく指導されているようですが
    一番厳しくするべき方向は、自分自身です。

    「自分を律する力」がないと
    残念ですが、気がつくことはできません。

    チームに理解している指導者がいることが
    何よりも救いです。

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