目線・・・

P1050067

野球シーズンに入り、すでに
大会も増えてきました。

お互いのベンチから聞こえてくる大人の声は
「怒鳴ってばかり」のマイナスの言葉ばかり・・・

子ども達の日頃の成果を試す場が
まるで大人の「怒鳴り合い合戦」
になっているチーム・地域があります。

試合だけかと思いきや、練習も同じで
怒鳴りながらイライラしています。

「なんでできねぇんだよ!」
「しっかりやれよ!」
「いつも言ってるだろ!」

発する言葉は、
すべて自分に跳ね返ってきます。

発する言葉は
その人自身です。

尊敬する方から
そう教えられました。

大人と子どもは身長差があるので
子どもは、それだけで目線が上になります。

それだけで充分です。

子ども達のプレーに関する失敗は
怒鳴る必要はまったくありません。

助け合わなかったり
協力しなかったり
人を傷つけたり・・・

そんな時は「叱る」と言いますが
時にはそんなレベルではない場合もあります。

いざという時に
思いっきり「怒鳴れる人」になるために
自分自身を「律する力」が必要です。

そのためには、いつも
子どもと同じ目線になれるかどうかが
大きな鍵を握っています。

日頃から怒鳴ってばかりでは
子ども達の心の声は

「また始まったよ~」

でしかありません。

「怒鳴る指導」を封印してみませんか?
一番救われるのは、怒鳴っている人自身です。

2 thoughts on “目線・・・

  1. 隣近所

    少し ご無沙汰してました

    子供にしてみたら 大会って
    今までの練習の成果を発表する場なんですよね

    幼稚園の発表会を思い出します
    皆とズレてしまっても
    「写真にとりやすかったよ」と笑い
    うまく決まらなくても
    カワイイと喜んだものです

    大会でも
    自分の役を楽しく 思いっきり全力尽くして 
    皆の役も楽しんで 褒めて 笑って 励まして  
    それでいいかなと最近思います

  2. 佐藤洋 投稿作成者

    隣近所さん

    少しご無沙汰でした(笑)
    少年野球は、そうあるべきだと思います。

    あまりにもかけ離れた現実には
    胸が痛みます。

    昔とは環境が違うと言われますが
    私の野球の原点は友達の家の空き地(畑)で
    学校帰りにランドセルを放り投げて
    ほぼ毎日多くの仲間と野球を楽しんだことです。

    大人の介入は少なかったですね。
    でも暗くなると
    「早く帰りなよ~」と言ってくれる
    友人のオヤジがいました。

    「昭和」という言葉で
    片付けたくないですね・・・(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です