気づかない怖さ・・

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子どもをどう育てるのか・・

それは保護者の責任なので
第三者が口を出すことではありません。

しかし、

「親にしか見えないもの」
「親には見えにくいもの」

が存在します。

だからこそ、今流行りの
「第三者の目」の意見に
耳を傾ける必要があると思います。

過去の例から、気になるタイプの子どもがいます。

「簡単なことが伝わらない」
「日々の成長が見えにくい」

この2つのタイプには原因があります。

・親が指導に口を出し過ぎる
・怒られてばかり

の環境の中にどっぷりと浸かっています。

子どもにとっての親の言葉は絶対です。
このタイプの子どもは無意識のうちに
親の言うことしか聞けなくなってしまい
怖いほど無意識で、すべてを受け入れてしまい
反発する力さえ失うのです。

親の言うことを聞かないのが一般的で
そこには自分の意志があり
それも成長過程で必要なことです。

グランドで怒られ
家に帰って怒られ

怒られてばかりでは
野球が好きになるはずがありません。

「上手くなりたい気持ち」
「反発する力」は、親が奪ってしまい
そのことに親は、「子どものため」と
一生懸命なので気が付きません。

その反面、外に向かって「反発」する場合が
あるのも事実です。

子ども自身も親の願い・期待を知っているので
本音を親や第三者に打ち明けることは困難です。

 

「優勝目指して頑張るぞーーー!」
「次は絶対勝つぞーーー!」
「レギュラーを取るぞーーー!」

これは子どもが言うのであれば仕方がありませんが
大人が言う言葉ではありません。

 

異変を感じた子どもに

「どうした~?」
「毎日怒られてばっかりか~?」

すると、突然泣き出す子ども・・

『野球をやめたいです!』
『友達と遊ぶ時間がありません!』

親はまったく子どもの心を知りません。
すべて親があてがった環境の中で
子どもの心は限界に近付いて行きます。

親は子どものために必死なのに
子どものためになっていないのが現状です。

子どもは、「親の所有物」ではなく
子どもの人生は、子どものためのものです。

もっと自由に、のびのびと
腕白でもいい、逞しく育って欲しい!

そんな昭和の言葉を思い出しました。

 

キャンプ情報
http://mft.jp/school_2016campApplication.pdf

2 thoughts on “気づかない怖さ・・

  1. 隣近所

    … 私は 長男が 5歳の頃から 習い事を始め
    (月)~(金)は習い事 (土)(日)は野球と 1週間をうめてしまいました
    自由な時間は 学校の休み時間だけでした

    毎日 習い事の送迎をし 子供の為に頑張ってるんだ❗と……
    自己満足 でした

    今年 受験が終わり 息子に 小さい時から今までの事を聞いてみました
    『遊ぶ時間も 反発する時間さえももなかったけど 結果今 学校は楽しいからよかったよ』と
    私は 反発する時間さえも与えてなかったんだなと 涙が止まりませんでした

    佐藤さんの お話のとおり
    子供のためと思っても 実際は 子供には伝わらない
    何のためにもなっていない事ばかりなんだなと思いました

    長男に 言い過ぎ やり過ぎた分
    次男には 極力 言わない おしつけない 従わせない と決め
    なるべく 自 由にさせています

    どちらの 育てかたが正解か不正解かはわかりません
    『何で あんな言い方するのかな』『何であんな態度をとるんだろ』と
    腹がたつ時がありますが でもそう育てたのは 親の私たち なので
    どちらも親の責任です

    これからも どうしていいかわからない事ばかりですが
    自分が嫌な事は 子供にもしないように 気をつけて生活をしていきたいと思います

  2. 佐藤洋 投稿作成者

    隣近所さん

    素敵なコメントありがとうございます。
    子供を思う親の気持ちは尊いと思います。
    「何かを犠牲にして」「我慢して」と言う言葉をよく耳にしますが
    いっけん美学に聞こえてしまいがちですが
    犠牲や我慢は、大人の目が吊り上がってしまい
    子どもにとっては良いお手本にはなりにくいものです。
    それよりは子どもの目から見て、親が「楽しそう」と感じる方が
    何百倍も教育的要素が含まれているような気がします。

    何かに気が付いて、子どもに謝ることが出来たり
    申し訳ないと思う気持ちが生まれた時
    人は許せるのではないでしょうか?

    極論ですが・・
    親が死ぬ時にしか答えは見つからないと思います。
    大いに楽しんで自分磨きしましょう!
    今後ともよろしくお願いします。

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