♪広瀬川~流れる岸辺~

仙台西公園から見た広瀬川♪

月曜日の石巻スクールでの話!

私は、大宮から仙台へ新幹線。仙台からは車で石巻に向かいます。
スクール開始は18時30分からですが18時前に到着!

ほぼ同時に、小学5年生の「けんや」も到着!
「こんにちはーといつも笑顔で挨拶してくれます☆

私が着替えの準備をしていると
「けんや」は手慣れた物で、体育館の外にある照明にスイッチを入れ
ドアを開け、誰もいない体育館に入っていきました。

その時、私の耳に届いた言葉です。

「お願いします!」

一瞬耳を疑いましたが、確かに「けんや」の声でした。
小学校5年生の子供が身についています。

プロでも、ほとんどの選手がグランドに入るときは一礼します。

日本の学校教育では、誰かが号令をかけ
それにあわせて挨拶する習慣になっています。
少年野球から高校野球まで同じスタイルです。

導入時期であれば仕方がありませんが
個人的にこの行為は好きではありません。
見た目には揃っていて良いのですが
儀式のようで、心がこもっていない場合が多いのでは???

高校野球で見かけるシーンは、必要以上に長く頭を下げたままのチーム!
挨拶のタイミングが極端に遅れるチーム!
チームカラーと言われればそれまでですが、自然な感じが良いと思います。

皆で揃った時に挨拶はしますが、一対一の時に隠れたり、目をそらしたり、、、
そんな選手も多いのではないでしょうか?

「心のこもった挨拶」
またまた、子供から教わってしまいました(^^;)

6 thoughts on “♪広瀬川~流れる岸辺~

  1. narita

    仙台の広瀬川懐かしいです。
    実は結婚する前までは仙台に居ました。
    年に何度かは行ってますが、反対方向の宮城野区です。

    石巻のけんやくんすごいですね!
    わが子にも・・・とも思います。
    佐藤コーチに体育館に入ってからの時間が長い・・何か理由があるのでは?と言われ性格?ではと思っていました。
    でも別に理由があったようで・・・
    入会して半年!未だに慣れないらしく、みんなの輪に入るのが「恥ずかしい。」と・・・
    練習して帰る時の声はものすごく大きい挨拶が出来るのに何故?と母も疑問です。
    チームが違うから、まだまだみんなを仲間と思っていないのか、個人の問題なのか・・
    「けんやくん」のようになるまではまだまだ時間がかかりそうです。
    追伸 あれでもジュニアのキャプテンなのですが、やはり手取り足取りコーチや親が言うことはあまり良くないと実感!
    母も子離れ考えないといけないと再度考えさせられました。

  2. MFT佐藤

    そうでしたかぁー
    仙台に「ゆかり」があるとは不思議ですね。

    先日お話した時は、「靴の紐が結べなくて時間が掛かる」
    との事でしたので問題ないと思っていました。
    その理由であれば時間が解決してくれます。

    本当に「恥ずかしい」のであれば乗り越える必要があると思います。
    大人は「どう乗り越えさせるか」
    本人は「どう乗り越えるか」がテーマですね。

    埼玉スクールのあの空間の中に突き放すのも親の愛情!
    常に傍で見守るのも親の愛情です!
    どちらを選択しても間違いではありませんが
    子供にとって、どちらが成長できるのか?
    その正しい判断が必要かもしれません。

  3. 匿名

    いつもありがとうございます。
    挨拶を教えるって本当に難しいと感じています。
    仰るように、グランドでは挨拶をしてくれる子供が
    街で見かけた時に、気付かないフリをして通り過ぎる・・・
    グランドでは、怒られるから挨拶をしているのかなあと
    悲しい気持ちになります・・・

  4. MFT佐藤

    その光景は子供の世界だけではなく、大人の世界でもありますし
    私自身も状況によって同じような行為をしてしまうので、何とも言い難い問題です。

    しかし相手が野球少年であれば、子供が気付かないフリをしたとしても
    こちらが気付けば声を掛けるようにしたいと思います。

  5. 野球少年の母

    はじめまして。
    小6で内野手の息子が、肘に痛みを訴えるようになったので、
    色々原因を考えながら、MFTからこちらにたどり着きました。

    GWの連休中、病院も開いておりませんし、
    息子には普段の練習メニューは控えるように言い聞かせて
    練習に行かせましたが、レギュラー外されるのが嫌で
    監督に言い出せずやってしまいました。

    父親も練習のお手伝いに駆り出させているのですが、
    「これくらい…大したことないだろう。
    明日の試合が終わってからいいか」的な発想で、
    特にやめさせたりもしませんでした。
    自分自身、子供の頃に野球で肘を痛めた経験があるにも関わらずです。
    昔とは違うこともわかっているのに
    どうして根性とか精神論にもって行きがちですね。
    悲しいかな、まだまだそういう指導者・親が多いのも現状だと思います。

    少年野球現場のお話で沢山触れられていましたが、
    多くの学童野球チームが、親がコーチ・監督、車当番に
    お茶当番等を担い、2月には公式戦が始まり、
    夏まで毎月・毎週末は何かしらの公式戦・練習試合に付きっ切りです。
    そして、毎年指導方針も監督やチーム運営者が交代するので、
    チーム全体の雰囲気も指導もコロコロ変わり、
    子供を育てると言うことに、一貫性がないチームもあります。(まさに息子の所属するチーム)
    この様なチームは、主力を担う親の意見が反映されがちで

    母親たちも練習試合ですら応援を欠かす事ができない雰囲気です(苦笑
    でも、一緒にいる時間が、長ければ長いほど、
    親は勘違いをして子供を駄目にしてしまうものですね。
    私自身、もう少し息子と野球から距離をおくように
    しなければと大いに反省させられました。

    体や姿勢の事、非常に参考になります。
    息子は、まずソコから見直していったほうがいいですね
    他人と比較してああだこうだと技術ばかりに神経を
    尖らせていても無意味だと再確認させていただきました。

    ありがとうございました。

    また時々お邪魔させていただきます。

  6. MFT佐藤

    野球少年の母さま

    コメントいただきありがとうございます。
    まさに日本の少年野球界の現状そのものだと思います。
    皆さん、一生懸命です。
    そして何かしろ「関わりたい」気持ちが強いのです。

    オヤジは息子を指導したい・・・
    かぁちゃんは息子の傍にいたい・・・

    「関わる事」は悪い事ではありません。
    時には「見守る事」も親子関係では必要ですし
    何より子供の成長には欠かせません。
    育て方も関わり方も自由です。
    しかし、回りが見えなくなってしまう結末が
    子供に跳ね返って行くことまで見えなくなっている現状には
    心が痛みます。
    適度な「距離感」が必要ではないでしょうか?

    少しでも痛みが出たら、「ボールを握らない」が鉄則です。
    握らないという事は「ボールを触らせない」と言う意味です。
    早期発見・早期治療!
    子供が花を咲かすのは「もう少し先」ですから・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です