その表現は?


2000年沖縄サミット会場「万国津梁館」にて

少年野球は「青少年の健全育成」が目的です。
まずは「野球が大好き」という心を育てなければいけません。

チームスポーツゆえ、仲間を大切にする事や
小さな成功体験から喜びを感じ取る必要があります。

同時に小さな失敗体験を通じ、準備を怠る怖さや
継続することの大切さなどを身をもって学びます。

試合の先発出場は9人!
その他の選手は「控え」に回ります。

しかし・・・

そこにレギュラーとか控え(補欠)という位置付けや
その表現はいかがなものでしょう?

レギュラーは偉いですか?
控えは肩身が狭いですか?

もし、そんな風潮が皆さんの少年野球チームにあるとしたら
私は疑問を感じます。

子供達の意識の中に、そんな考えがあるとしたら
とても怖い話です。

昔、あるチームにお邪魔した時
上級生がベンチに座って遊んでいました。

下級生が一生懸命グランド整備をしていました。
と言うより、私には「やらされている」ようにしか
見えませんでしたが・・・

「あーこのチームは勝てないチームだな!」
チームの方針を理解するのにさほど時間は必要ありませんでした。

「一事が万事」でした。

本当に強いチームは
主力あるいは上級生ほど「下働き」をします。

弱いあるいは教育の行き届いていないチームは
まったくその逆の道を歩んで行きます。

主力がたくさんバッティング練習!
控えは球拾い!
偏った選手起用!

少年野球の位置付けは決してそうであってはいけません。
お互いが尊重しあう事。
もし致し方なくそのような状況になる場合には
感謝の気持ちを現し、御礼の言葉をかけなければいけません。

「ありがとう!」
「ごめんね!」

西武の菊池雄星君は、高校時代に
トイレ掃除をしていたと言う話は有名です。

子供達に伝えるには素晴らしい題材です。
ぜひ伝えてあげてください。

3 thoughts on “その表現は?

  1. 馬場

    毎回、佐藤さんのブログを拝見するたびに、私のチームはどうなんだろうと、振り返っています。
    子供達も成長段階ですが、我々指導者も成長段階だと思っております。
    毎回練習の度に反省したり、手ごたえを感じたりしております。
    一つ確実に言える事はこの子供たちの成長に関れる事は幸せなことだと、本心から言えます。
    子供たちだけではなくて、その保護者の方との関りの中からも、たくさんの気づきや学びを頂いております。
    これからも心にしみる文章を楽しみにしております。
    遠く岩手より。

  2. michiro

    私も先日、自身のチームに伝えました。
    強いチームは上級生ほど下働きをする。西武の菊池投手のことと、バッティング練習について話しました。
    バッティング練習については昔から打つ数を決めていながら周りを気にせず自分勝手に満足するまで打ちまくり、日の入り近くなってから下級生が打つ。そんな現状です。変えていきます。
    また野球冊子にいい記事掲載されていました。
    これも選手に伝えました。
    『ちゃんとした生活』について
    ※学校生活に例え※
    たとえば掃除をちゃんとしても球は速くならないし
    バットスピードも上がらない
    ただ一つ生活は不真面目なのに野球はちゃんとやる
    そんなことはできない…
    掃除をしているが誰も見ていない…
    手を抜こう
    そいつは野球の練習で手を抜かないのか…?
    給食当番なのにサボっている…
    仲間が声をかけるが…
    いいだろ別に…
    話を聞かない…
    そいつは練習中仲間のアドバイスを聞けるのか?
    答えは試合ではっきり出る
    一つひとつがミスとなって…
    試合を変えたいなら練習を変える…
    練習を変えたいのなら生活を変えるんだ
    人気取りや認められたいからじゃない…
    一人の人間として成長するために『ちゃんと生活』する

  3. MFT佐藤

    馬場さん
    michiroさん
    コメントありがとうございます。
    承認が遅れて申し訳ありませんでした。
    暖かいメッセージをありがとうございます。
    生活習慣と野球は繋がっています。
    ただし気をつけなければいけないことは
    やはり「年齢に応じた・・・」という点です。
    あまりしっかりし過ぎるのも困ります。
    持って生まれて性格が大きく左右しますが
    あまり神経質な子供にしてしまうと
    周りを気にしすぎたり、自分が前に出る事をしない
    遠慮がちな子供になってしまうので
    私たちは注意しなければいけません。
    礼儀も含めて
    「子供は子供らしく」
    「年齢に応じた」
    この部分を忘れないで、子供たちと
    向き合っていきましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です