日別アーカイブ: 2008年7月31日

良いか悪いか(^^;)


アナハイムスタジアム

今週は三週間ぶりに、石巻&仙台スクールに行ってきました☆
久し振りに見る子供たちの笑顔は宝物です♪

しかし・・・

ウォーミングアップが始まると、ごく一部の子供が
話を全く聞かず、自分勝手な行動を取っています。

すぐに注意すべきなのでしょうが
日頃は一生懸命やっているグループなので、少し様子をみました(^^;)

私は鬼のような形相で、その姿を追っていましたが
彼らは、まったく気がつきません。
そして、まわりの人間も・・・(^^;)

この一件は、指導者側(私)の問題です。
これは完全に「なめられている」状態!

子供はどんな時も必ず様子を伺います。
それは、その行為をしたら「怒られるか怒られないか」
それは大人も一緒ですね(笑)

悪さをして怒られなければ、次の悪さを考えます。
その「きっかけ」を摘まないと
どんどんエスカレートして行きます。

例えは極端ですが、一度外泊して
親に何も怒られなければ、また外泊するでしょう!

「外泊なんかしたら、うちの親は大変!」と感じるのが通常ですが
何かのタイミングで、その原因を摘まなかったから
平気で深夜まで町をブラブラ!
無断で、あるいは嘘をついて外泊してしまいます。
一度成功したら、歯止めは利かないでしょう!

ウォーミングアップ終了後、全員集合しました。

自分たちの姿は、「格好が良い」か「悪い」か?
自分勝手な行動が、「良い」か「悪い」か?
人に迷惑を「かけている」か「かけていない」か?
そしてその姿勢は「上手くなる」か「下手になる」か?

その後の練習に対する取り組み方は少し変わったような気がします。

「伸びる子供」と「時間のかかる子」
それは聞く耳を持つか持たないかでしょう!

ちょっとくらい悪さしても良いと思います。
ちょっとくらい失敗して痛い目を見た方が良いこともあります。
しかし、その一線を大人が見極めて
真剣に叱るなり、優しく悟すなり
ケースによって大人が判断して指導しなければならないでしょう!

間違ってもそのラインを超えたとき
大人が「見て見ぬ振り」は許されません。

野球の中にもその一線は必ずあります。
「良いチーム」と「悪いチーム」の差は
そのライン設定の意識が「高い」か「低い」かです!

私は「高い所」を目指したいのですが
もがき苦しんでいる状態です(^^;)
今回の一件は、少々落ち込みました。