2009年6月 のアーカイブ

無意識!

2009年6月30日 火曜日

最近のカメラは優秀で、専門家でなくても
鮮明な映像でスロー再生が可能になりました。

すでに皆さん周知のとおり、この映像を確認すると
ボールが指から離れたあとに手のひらが外を向いています。

(携帯からは動画を見ることができません)

この動きはまったく意識していません。
回転の良いボールを相手に向かって投げる意識だけです。

「ボールに真っすぐ力を伝えて自然に腕を振り切る」

指導方法は様々ですが、プロ経験者の多くは
その部分を意識させる指導を好みません。

自然に出来ることを意識させることにより
不自然になってしまう怖さを知っています。

「意識」と「無意識」

教える人によって感覚が違うのですが
姿・形は同じなので厄介です。

人間の筋肉の構造上、誰でも自然に捻られるものなので
わざわざその部分を強調する必要はありません

意識させることにより、弊害のある選手をたくさん見てきました。
子供たちに意識させるべきではありません。

準備姿勢

2009年6月29日 月曜日

6/27(土)の読売ジャイアンツ対ヤクルトスワローズの試合を
東京ドームで観戦してきました。

試合前に原監督をはじめ、多くの関係者の方々に
久し振りに会うことができました。

同期入団の広報の藤本さんにはお気遣いをいただきました。
ありがとうございました☆


坂本選手・古城選手の準備姿勢

さて、試合前の練習!
この日は売り出し中の坂本選手を中心に追いかけました。
驚いたのは練習量の多さです。
試合前にも関わらずかなりの量のノックを受けていました。

「グラブの出し方」
「ボールさばき」
「右膝の使い方」
「ステップの方向」

いやぁー楽しかったです。
さすがに見応えがありました。
エラーの数も年々減って行くでしょう!

人間的にも、しっかりしています。
ジャイアンツは大きな財産を得ることができました。

さて、本題です。
今回のテーマは「準備姿勢」です。

両手を膝に乗せていると怒り出す指導者もいますが
最初の準備段階での股関節の位置は
両手を乗せて構えた方が簡単です。

そして投球動作に合わせて、手を離す!

子供たちは構え方が上手ではありません。
背中が丸まり・・・
体重が「かかと側」か「外側」に掛かってしまいます。


小笠原選手の準備姿勢

私は、この姿勢を重要と考えています。
この姿勢が出来ずに正しい身のこなしは有り得ません。

最初がずれると、そこから更にずれ出します。

どんな色に・・・

2009年6月24日 水曜日

21日(日)の21時からフジテレビで放送された
「エチカの鏡 ココロにキクTV」を観ました。

脳科学おばあちゃん・久保田カヨ子さんが教える育児法!
それは、赤ちゃんに牛肉を飽きるまで噛ませるそうです。

注意するのは「良く焼くこと」
「飲み込まないように15cmくらいの長さで厚く切ること」
「母親が見守ること」

母乳は動物性たんぱく質なので
肉から摂った方が、ごく自然だそうです。

(なるほど、なるほど・・・)

そして飽きるまで噛ませるので、歯や顎が発達することによって
集中力が増し、脳が活性化されるみたいです。

この方法で、息子さんは東大に入ったとか・・・

この番組を観て「今からでも噛みたい」と思ったのは
私だけではないでしょう(笑)

次に子供の怒り方!

怒り方には4段階あるそうです。

一回目は「こらっ!」と怒る
二回目は「またやったな!もうやるなよ!」
三回目は「今度やったらしゃもじで殴るぞ!」
四回目は「しゃもじでしっかりお尻を叩く!」

怒る時は衝動的に怒鳴るのはダメ!
手を挙げるのもダメ!

しゃもじを使うことにより感情的にはならずに
しっかりと「叱る」ことが出来るそうです。

このおばあちゃんの教育方法には、はっきり色が出ています。
子供をどんな色に染めるかは、親にかかっていると改めて感じました。

選手をどんな色に染めるかは、指導者にかかっています。
やはり責任は重いですね。

土台を作る

2009年6月23日 火曜日


2008サマーキャンプ

少年野球界の現状は大きく変わってきました。
気になるのは野球を始める「低年齢化」が進んでいます。

野球だけに絞り、早い時期からチームに加入する傾向があり
長時間練習と必要以上な「形にはめた指導」により
技術の仕上がりが、かなり早くなっています。

以前は多種多様のスポーツを通じ、様々な身のこなしを自然に学んだり
野球が「遊びの延長」で公園や広場で遊ぶ程度でした。

私の地域には野球チームが存在しませんでした。
そのため、中学になってから初めてチームに入りました。

地域や環境により異なりますが「早熟」がどうも気になります。

「早熟の何が悪い?」

私の仲間の多くは、少年時代

ボールは速かったけどコントロールはダメ!
当たったら飛ぶけど空振りも多い!
足だけは速い!

と言ったように、どこか欠けているタイプが多いのです。
しかし野球の土台となるものは

「遠くに投げる」
「遠くに飛ばす」

そして「すばしっこい」

データも根拠もありませんが、この土台の上に
全てが乗っているのではないでしょうか?

早い時期に形にはめるよりも、年齢に応じて少しずつ伸びていった方が
大きな花が咲くような気がしてなりません。

大木を育てるなら、まず「根」を育てます。
水のやり過ぎは根を腐らせ、大地にしっかりと根はつきません。
そして、花はあとから咲くのです。

この事が野球と重なって仕方がありません。

少年野球を見ていると、枝葉や花ばかりに目が向き
一番大切な「根」を忘れてしまっているような気がしてなりません。

「あの子はどうした?」
「高校に行って伸びなかったみたいだよ!」

そんな声は聞きたくありません。

褒める♪

2009年6月20日 土曜日


2008サマーキャンプ

昨日の埼玉スクールで・・・

練習最後のティーバッティングの個人指導。
ある小学生の子供が、素晴らしいスイングに変わりました。
初めて見た時を思い出すと劇的な変化です。

そのスイングの姿には、私の知らない場所で時間を費やした
彼の野球に対する取り組み方が凝縮されています。

技術的には、彼は決してトップレベルの選手ではありません。
しかし、その努力はトップレベルの選手です。

「いいスイングになったなぁー
 よくこんな短い時間で、うまくなったな!
 相当頑張ったでしょ?ナイススイング!」

彼は大きくうなずき、涙が出そうになるのを必死に堪えました。
私も褒めるのは得意ではありません。
しかし、その結果に対して成果が出た場合

「褒められる」
「認められる」

この事は大人であっても子供であっても
とても大切な事だと気がつかされました。

10回に1回でも構いません。
もし子供達が目に見えない努力をしているなら
「褒めること」が「伸びること」に繋がるのではないでしょうか?

レギュラーも控えも関係ありません。
すべての選手に当て嵌まる事だと思います。

ただし、「褒めすぎ」には注意です(笑)