日別アーカイブ: 2009年7月21日

成長過程!


久し振りに虹を見ました♪

こんな事を度々言われます。

「佐藤さんは好きな野球の仕事に携われていいですね!」
「憧れのプロ野球選手になれていいですね!」

確かにありがたい事で「日々感謝」の毎日です。
しかし、好きな道ゆえに苦しいことも多々あるのも事実です。

私が思う感謝とは「楽しさ」半分、「苦しさ」半分で
人生が成り立っていると思っています。

五分五分で充分かなぁ~と感じています。

今苦しければ、そこから這い上がっていく事ができるし
今が幸福なら、傲慢にならずに地道に努力を継続する。

ひとつの事を長く継続する為には、この道が最善だと思います。

「自分らしく・・・」

子供たちの姿を見て感じる事があります。
大好きな野球とは言え、いつか必ず「苦しむ時」が来ます。

しかし、それは「小学生」ではありません。
「中学生」でもありません。

日本の現状の体制を見れば「高校野球」では
「苦しさ」を体験しないと上には上がっていけません。
この時期は大いに苦しむべきです。
その山を越えて初めて成長する事ができるでしょう!

間違ってもレギュラーだから、控えだからは全く関係ありません。
人間の成長においてその立場は意味がありません。

勘違いしているのはレギュラーだから「偉い」とか
補欠だから「偉くない」といった風潮があることです。

この点は、すでに少年野球界にも充満しています。
浅はかです。

野球道を知っている人は、そんな指導はしません。
人間一人の存在を野球の上手下手で判断する事はしません。

小学生が苦しそうです。
中学生も苦しそうです。

私の目には、楽しそうに映りません。
この時期は「野球がやりたくて仕方がない」と言った精神状態に
どう持っていくかが全てです。
そこに善悪の判断を教えて行くことが出来れば充分です。

急ぎ過ぎると失敗します。
上手すぎると失敗します。

体が出来上がっていない子供に必要以上の練習量は
子供の成長を妨げていることに気が付いていません。

「一生懸命にやって何が悪い!」

知らない人はそう答えます。