月別アーカイブ: 2011年1月

野球は凄い☆

ツꀀ
(群馬県渋川市にある国指定重要文化財)
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不動寺境内の天然洞窟に安置された、石造不動明王立像。
優美で重厚な鎌倉期の特徴をもつこの仏像は
1251年、院隆、院悦両仏師の作で、国指定の重要文化財になっています。
毎年1月28日にご開帳されています。
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年が明けたと思いきや、もうすぐ2月・・・(^^;)
アッと言う間に、時間が経ってしまいます。
これもありがたいことです(笑)

最近感じるのは、野球を通じた「学び」です。
指導していると、必ず「教え」がやってきます???

だいたいの流れはこんな感じです。

成功の日が数日続きます。
安心していると、新しいタイプの子どもと出会います。

「どうやって指導しよう?」

本当に考えさせられます。
あれもダメ、これもダメ!
そうやっているうちに、新しい発見が生まれます。

ただし、新しい発見が生まれる時は、悩み苦しんでいる時よりも
楽しんでいる時の方が生まれやすいのです。

逆に、絶対に生まれない時の条件があります。
それは教える人が「イライラしている時」です。

油断して調子に乗ってると頭を叩かれます。
自分の指導に満足していると、一歩間違えると「自分が主役」
になりかけてしまうので注意が必要です。

これこそが自己満足・・・

この流れに気がつくと、思った通りに行かない時こそ
自分が伸びるチャンスであることを知ります。

子どもは、怒鳴っても上手になりません!
イライラをぶつけても上手になりません!

その事に大人が気がつかないと
「子どもが主役」とは程遠いチーム環境になってしまいます。

1月29日の「きっかけ塾」が終わりました☆

今回のテーマは「速く走る」
講師にはクレーマージャパンの原田康弘さんをお招きしました。
原田さんはクレーマージャパン副社長として
また、日本陸連強化副委員長兼ジュニア強化部長として
ご活躍されています。

私が現役時代・・・
「陸上と野球は違う」
そう言われましたが、基本の「歩き」や「走り」は
参考になることばかりで、野球に直結しています。

身のこなしの大切さが理解されれば
少年野球おいても怪我の予防にもつながり
そして運動能力も高まる事を知らなければいけません。

地面を「蹴る」のではなく「押す」

その大切さを知っている人が、野球界にも増えて欲しいと思います。
軸を意識する事はすべてのスポーツにつながること。
だとすれば、
子ども達の「姿勢の悪さ」が気になるはずです(^^;)

暖かくなったら、親子参加で「速く走る」実技を行います。
楽しみにお待ちください。

スクール卒業生☆

「カツヒト」と「ユウヤ」が先週金曜日の埼玉スクールに
顔を出してくれました♪

ついこの間、送り出したと思っていたら
3月には高校を卒業します。

早い・・・(^^;)

身長もグーンと伸びました。
そして何よりも心の成長を嬉しく思います。

次のステージでの「山あり谷あり」を
楽しんでもらいたいと願っています。

また来てちょうだい☆

他のみんなも待ってま~す!
ぜひ後輩達に指導してあげてください。
皆の経験談が最高の授業ですから・・・

1/22(土)の「きっかけ塾」が終了しました☆

今回の講師はジャイアンツのチーフスコアラーの
高田誠さんをお招きしました。

スコアラーとしてのチームの役割りや、仕事の内容など
参加者の皆さんも、普段は聞くことの出来ないお話に興味津々!

試合前のミーティング時には・・・

「選手に伝えたい事はたくさんありますが
本当に必要な一点か二点を伝えるようにしています」

情報をたくさん持っていたとしても
試合前に余計な言葉を伝えないようにするのも
スコアラーの役目だそうです。

私自身も、ついついたくさん言葉を並べてしまうので
気をつけたいと思いました。

今回のきっかけ塾にも地元の埼玉を中心に
東京・千葉・茨城県の遠方からもご参加いただきました。
ありがとうございました。

「きっかけ塾」は野球を愛する方々の集まりです。
皆さんの輪が野球を通じて広がっていく事を
心から嬉しく思います。

1/29日(土)は原田康弘さん(クレーマー・ジャパン)をお迎えし
「速く走る」をテーマに勉強します。

皆様のご参加をお待ちしております。

【場 所】
鴻巣市文化センター 「クレアこうのす」 
3F 中会議室
埼玉県鴻巣市中央29番1号 048-540-0540

【時 間】
18:15 受付け開始
18:30 きっかけ塾開始
20:30 質疑応答
21:00 終了

【参加費】

3000円

【申込み】
juku@mft.jpまで

プロ野球界の現状と不安

こんな記事が目に止まりました。

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日本野球機構は17日、現役選手238人に対して行った
引退後のセカンドキャリアに関するアンケート結果を公表した。
昨年10月のフェニックスリーグに参加した若手選手を
中心に行ったもので、今年で4度目の調査。
「引退後の生活に不安を持っているか」という問いでは、
72%の選手が「不安がある」と答えた。
年齢が上がるにつれて不安を持つ選手は増え、
30歳以上では100%となった。
また、引退後に一番やってみたい仕事は
「高校野球の指導者」の26%が最多で、
プロ監督、コーチの17%を上回った。

貯蓄をしている選手のうち、金額は約半数が1000万円未満。
100万~399万円が25.8%
1000万円~1999万円までが21.8%
2000万円台が9.7%
99万円以下と5000万円以上がともに4.8%
NPBでは「生活を支えるに足る金額を貯蓄している選手は多くない。
入団時の説明を充実させたい」としている。
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高校野球の指導者になりたいと言っても、現状のルールでは
その道も簡単な道のりではありません。
教職免許を取得し、研修期間として2年間教壇に立たなければ
高校生に対する指導資格は与えられません。

プロ野球年金制度も解散が決まり、保証制度はまったくと言って良いほど
確立されていません。機構・会社・選手会もFA制度を筆頭に
実績を残してきた一部の選手に対する保証が中心で動いてきました。
そこにはたくさんの労力があり、野球界の発展のために
ご尽力されてきた事は敬意を表します。

現状は、オールスターゲームの減少などで収入も大きく減り
日本野球機構の運営も赤字が続いているそうです。

将来の選手達に、しっかりバトンを渡すためにも
プロ野球界は発展して行く必要があると思います。

「私達に出来る社会貢献」

私達プロ野球OBは、野球の楽しさを伝える役割りを担っています。
夢を持つ事はもちろんですが、「野球が上手ければそれでいい」
という考えでは決してありません。

引退後に、人と人が支えあって生きて行く大切さを痛感しているからこそ
子供達には野球を通じてたくさんのことを
学んで欲しいと願っています。

勝ち負けが全てではない理由はそこにあります。