小学生の低学年で、礼儀正しい子どもがいる。
一般的には「あの子は、しっかりしているねぇ~」と褒められる。
返事が良い子どもがいる。
一般的には「返事が良くて気持ちがいいねぇ~」と褒められる。
躾(しつけ)
大切なことであることは間違いない。
ただ・・・
年齢を超えたスピードで、しっかりし過ぎるのは
偏屈な私は、心配でならない。
そもそも子どもは「純粋」という特徴がある。
それを、生かすべきだと私は思う。
変に大人びて、挨拶はしっかるできるのに
「心」がなかったり
返事は大きくハッキリ言えるのに
内容を把握せずに、理解していなくても返事をしたり・・・
私は疑ってかかる意地悪な性格なので
怪しい・・・と、感じた時は
子どもに言葉の意味の「説明」を求める。
高い確率で理解していない。
間違って理解している方が多いかもしれない。
それよりも、子どもらしい部分があると
変な計算がないので、純粋な部分を引き出せる。
そして本音を聞きだすことができるので
指導の部分でも、一方通行にならない。
小学生は小学生らしく
中学生は中学生らしく
高校生は高校生らしく
大人は・・・
駆け引きが出来るだけに
ここが一番厄介かもしれない・・・(^^;)
入学や入社の面接で、聞かれたことに
ハキハキと答えたほうが印象は良い。
ただ・・・
心にもない嘘を並べて
相手に「出来る」という印象を与えるツワモノがいる。
逆に、言葉に詰まったり、極度の緊張で
相手に気持ちを伝えられなくて、
「使えない」と判断される場合もあるだろう。
固定観念にとらわれないよう
幅広い「ものさし」を持つようにしたい。
「楽しさ」を追求していくと
子どもも大人も、ごまかしが利かない。