月別アーカイブ: 2012年4月

男の修行・・・山本五十六(やまもと いそろく)

苦しいこともあるだろう
言いたいこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣きたいこともあるだろう
これらをじっとこらえてゆくのが
男の修行である

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この言葉は、山本五十六さんの
「男の修行」と言う名言です。

生き方・考え方は無数にあります。
どれが正しいとか、どれが間違っているとか・・・
そんなことを言い争っても、仕方がありません。

しかし、自分の中の生き方・考え方には
「絶対こうあるべき」は必要だと思います。

他人に対し、それを求めた時に
人と人はぶつかり合い
醜い言い争いや、有り得ない行動をおこしてしまいます。

グランドでも・・・
家庭でも・・・
職場でも・・・

「怒鳴ってばかり」

しかも、立場の弱い子どもに対して「怒鳴る」のは
自分自身の感情をコントロールできない証拠。

子どもは、思うままに感情を出すべきで
歳を重ね、経験を重ねれば、それで良いと思います。

子どもの持っている
「無邪気さ」や「好奇心」を、教育と称して奪うのは
大人の役割ではありません。

「男の修行」

男なら
じっとこらえたい。

もっと早く気が付きたかったなぁ~(^^;)

メッセージを預かりました☆

南三陸町の佐藤仁町長よりメッセージが届きました。
その一部をご紹介させていただきます。

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災害発生から一年が経過した現在においては、
多くの個人・団体の皆様方のご支援により
少しずつではありますが、着実に復旧・復興の道を辿っております。

今年を「復興元年」と位置づけ、復興計画で掲げた基本理念
「自然・ひと・なりわいが紡ぐ安らぎと賑わいのある町」への
創造的復興を進めていくため、町民一丸となって
全力で取り組んで参りたいと思っています。

どうか、今後も本町の復興に向けた未知なる挑戦に対し
これまで同様のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

南三陸町長 佐藤 仁

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今、私があるのは、多くの方の協力があってのこと。
そして、南三陸町でのサマーキャンプは
人と人との出会いを・・・
そして、心と心をつないでくれた大切な場所です。
いつまでもこの「心」を守っていきたいと思います。

南三陸町観光協会
http://www.m-kankou.jp/

凡事徹底(ぼんじてってい)

修行僧さんからいただいたコメントにあった
『凡事徹底』という言葉

当たり前のことを当たり前にやるのではなく
当たり前のことを人には真似できないほど
一生懸命やる。

平凡を積み重ねることにより
非凡になる。

「人には真似できないほど・・・」

これだぁーーーーーーーー!!!

表と裏・・・

あの名曲

 ♪ もしもしカメよ カメさんよ~ ♪

の歌で有名な「ウサギとカメ」のお話。

ある時・・・

ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは
山のふもとまで、かけっこの勝負を挑んだ。

かけっこを始めると、予想通りウサギはどんどん先へ行き
とうとうカメが見えなくなってしまった。

ウサギは少しカメを待とうと、余裕綽々で居眠りを始めた。
その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは
山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。

【教訓】

過信(自信過剰)して思い上がり油断をすると物事を逃してしまう。
また、能力が弱く、歩みが遅くとも脇道にそれず
着実に真っ直ぐ進む事で、最終的に大きな成果を得ることができる。
「ウィキペディア ウサギとカメより抜粋」

「頑張ることの大切さ」であったり「あきらめない精神」を学べる
古くから伝わる童話です。
 
才能はあっても、いいかげんにやっていれば足元をすくわれる。
才能はなくても、真面目で辛抱強い人は、才能がある人に勝つ事もある。

このお話は、道徳的には素晴らしい話であることは間違いありません。

その一方で

「出来ること」と「出来ないこと」
「攻めること」と「逃げること」
「押すこと」と「引くこと」

常々、「頑張り過ぎない」ように子ども達に話をしているので
そこには「判断」が必要だと思います。

この点から、「ウサギとカメ」の話を偏屈に考えると・・・

この勝負をそもそも「カメ」は「ウサギ」に
戦いを挑んで良かったのか?

「カメ」が勝ちに行くならば、陸ではなく
得意な泳ぎで「海」が良かったのではないか?

試合中に寝る人はいるだろうか?

などなど、違う角度から物事をとらえてしまう
素直さのない私です・・・(^^;)

常に「がんばれ、がんばれ」と言う教えは
野球少年達にとっては
肘・肩が痛くても、休めないなど、間違った解釈をしてしまいがちです。

「罪悪感」であったり「迷惑」という観点から
頑張りすぎる傾向が、最近の子ども達には見受けられます。

教育が行き届いている子どもほど
頑張り過ぎてはいないでしょうか?

今の子ども達に欠けているのは

「要領の良さ」
「ずる賢さ」

ただ、高校野球を観ていると
露骨にキャッチャーの動きを覗き込む選手がいます。

これは「ずるさ」だけで「賢く」はありません。
逆に「正々堂々と」の本質を知らないので
チームの指導者も注意しません!
勝てれば何をしても良いという訳ではなく
戦い方が求められます。

判断力を身に着けるために
野球から学べることはたくさんあると思います。

「出来ることを精一杯、コツコツ努力したい」私は
戦いの場を、どうやって「海」に持ち込むかを考える
「カメ」でありたいと思います。

「ウサギとカメ」は、本当に素晴らしいお話です。
誤解がありませんように・・・(^^;)

イメージしたとおり・・・♪

テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が
シアトル・マリナーズ戦でメジャーデビューを果たしました。

注目はダルビッシュ対イチロー。
この戦いは、日本はもちろん、全米でも注目のカードになっているそうです。

そんな中、川崎選手がスターティングメンバーに名を連ねました。
この舞台に立つことは、簡単ではありません。

招待選手としてキャンプに参加し、中間飛球の練習の際に
ライトにいないイチロー選手をイメージし
「イチ!イチ!」と、大きな声で、連繋プレーの練習をしていました。

「イメージしたとおり」

それが現実になりました。

川崎選手のプレーを観察していると
少年野球の子ども達にも、真似をして欲しい点がたくさんあります。

とにかく野球を楽しんでいます!

守備では、投手にも激励の大きな声を掛けています。
野手同士でも、アウトカウンや守備位置の確認を
大きなゼスチャーで行っています。
ファーボールの際に、バットを大切に置いていきます。
カバーリングを丁寧に行っています。
そして、全力疾走!

ひとつひとつの行動が、観ていて楽しくなってしまいます。
もちろん技術も素晴らしいのですが
川崎選手の「野球へ対する取り組み」は
子ども達の「見本」になるのではないでしょうか。

それは日本でのプレースタイルと、何ら変わりなく
アメリカでも同じ行動をしているところに
彼の凄さがあります。

今日のダルビッシュ投手の内容は
あまり良い内容・結果とは言えませんでしたが
降板した際の、観客のスタンディングオベーションは
鳥肌が立ちました。

「歓迎の気持ち」
「今後への期待」

推測ですが、そんな思いがテキサスのファンに
あったのではないでしょうか?

子ども達にこそ、結果が出なくても
怒鳴り散らすのではなく、今後に期待すべく
励ませるような大人の振る舞いを
ベンチにいる人も、スタンドにいる人もして欲しいと
願ってやみません。

さぁ、試合の結果はどうなるのでしょうか?
どちらが勝っても、「野球」は楽しまないと損です。