日別アーカイブ: 2012年11月26日

同じ方向を向いているからこそできる技

5・6年生が1~3年生に投げ方の指導をしているところです。

5・6年生は、伝えることの難しさや
伝える側の気持ちが分かりました。

一生懸命に指導した小さい子が上手に出来た時の嬉しさは
今まで経験したことのない喜びだったようです。

1~3年生にとっても自分が出来たことを上級生が喜んでくれる。
頑張れる力になりました。

最後に感想を聞くと

「俺、うまくなったー!」

と喜ぶ3年生の一言に、
嬉しそうにガッツポーズした6年生の笑顔が最高でした。

「教え合う」ことは
子ども達の「心の成長」に役立ちます。

助け合ったり、協力した方が
私は結果として、チームも成長するし
個人も成長すると考えています。

一見、競争した方が成果は大きいと思うかもしれませんが
野球は団体競技であり、今年のジャイアンツの強さに
通じるものがあります。

「チームワーク」は、教え合ったり
先輩が後輩の面倒を見たりすることによっても
芽生えるはずです。

大人が教えることももちろん大切ですが
子ども同士で教え合ったほうが
良い部分もたくさんあります。

効果は絶大です!

ただ、チームの指導方針に一貫性がなければ
子ども達は何を教えて良いかわからないので
チームの現状の姿が、鏡に映し出されることになります。