日別アーカイブ: 2014年2月18日

どうせなら大きく育てたい・・・

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日本少年野球研究所の目指す野球は
特に「サイン」はなく、子どもの意思で
打撃であれば、好きなように打ち
守備であれば、自分で考えて
守備位置を決めて自由に動いて欲しいと考えています。

個人としては、「自分で考えて、自分で行動すること」
チームとしては、「助け合い、協力すること」

この点で、子どもが迷ったり、違う方向に行った時に
答えではなく、ヒントを与えるような
「見守る野球指導」を理想に掲げています。

そんなのは理想論だ!
それじゃ、勝てない!

などの反論も聞こえてきますが
これらが「ブレる」ことはありません。

一般的な例ですが、攻撃時に
まずはファーボール・相手のエラー狙い~
盗塁~バント~ボテボテのゴロ~1点・・・

このスタイルで、子ども達は
野球が楽しいと感じるでしょうか?

この野球のスタイルで、将来
スケールの大きい打者は育つでしょうか?

子ども達が大きく育つためにも
小・中学校までは、もっとスケールの大きな野球で

大人が将棋の駒のように動かすのではなく
自由奔放な大人の常識にないような野球を
目指しても良いのではないでしょうか?

子どもの野球が大人化してしまっていて
大人は満足かもしれませんが
主役の子ども達の表情は、楽しくなさそうです。

せっかく入った部員が辞めていく原因は
ここにないでしょうか?

野球離れが、深刻です。