夏の「甲子園」が幕を閉じました。
勝ち抜いたチームは、エースが連投、連投で
「何百球を投げ抜いた!!!」
と、美学としてマスコミが取り上げていますが
アメリカの関係者は「一種の体罰」と報じています。
プロ野球ドラフト候補の投手が、早い段階で敗退すると
プロ関係者は、ほっと胸をなでおろします。
「故障しないように」
高野連でも準決勝前に一日休日を与えたり
専門医との連携をとったりと、工夫はされていますが
それでも決して十分な策とは言えません。
昔に比べると、エースの負担を軽減するように
継投でゲームを作る学校が増えてきましたが
「エースと心中」と称し、それが美学と信じている野球ファンも
多く存在します。
タイブレークなどの新たなルール作りも検討されたり
投手の学年別投球制限など、選手を守るための改革案の多くは
現場の声は、圧倒的に「反対」のようです。
理由は「それじゃ、勝てないから!」
言葉は悪いですが、チームが勝つためなら
「選手が犠牲になっても仕方がない」
と言っているように聞こえてしまいます。
連投している投手を見るたびに
故障しないように、祈ってしまいます。