2015年1月 のアーカイブ

口を出さずに任せると・・・

2015年1月28日 水曜日

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スクールでは、
身のこなし・バランス・柔軟性を伝えていますが
子どもに伝えるのは何年たっても試行錯誤の連続です。

「人に伝える」

人を引き付ける人
感動を与える人
信頼できる人

そんな人ほど、言葉だったり行動だったり
人に伝える力に、人と違う何かを
持ち合わせています。

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昨日の、熊谷スクールで
大きな大きな「気付き」を
子どもたちからもらいました。

私事で恐縮ですが、膝の半月板を痛めてしまい
歩くのもやっとの状態でのスクールでした。

始める前に、みんなを集めて
膝の状態を説明し、みんなで助け合って
協力し合ってやって欲しいと話しました。

いつもは近くにいて「次はこれ」と
指示を出しながらのウォーミングアップですが
口を出せない少し離れた位置に座らせてもらい
みんなの動きを見守っていました。

すると・・・
いつもより素晴らしい動き!

中学生がしっかり指示を出し
小学生がその指示をしっかり聞き
指先まで神経が行き渡っています。

あれっ?
いつもと違う・・・(^^;)

そうです!
指導者(私)が指示を出しすぎていたのです。

 

「任せるよ!」

 

この方針は、基礎土台ができると
口を出さない方が子どもが成長できることを
子ども達から教えてもらいました。

膝を痛めたおかげで

「口を出さないこと」
「見守ること」

そのことで子どもが成長することを
野球の神様は私に伝えたかったのでしょう。

理解しているようで、いちばん理解していないのが
自分自身であることに気づきました。

子どもの可能性は無限大です。

今週末の研究会

2015年1月26日 月曜日

今週末の1月31日(土)は
第5回目の研究会を開催します。

言葉との出会いにより
人は成長できることを知っています。

しかし、イライラしたり焦りの心理が働くと
ついつい本心ではわかっていても
コントロールできないのが人間です。

今回の研究会は言葉についての研究です。

◇テーマ◇
「プラスの言葉・マイナスの言葉」

◇日 時◇
平成27年1月31日(土)
18時30分~20時30分まで

◇場 所◇
熊谷市立石原小学校
2階会議室
埼玉県熊谷市石原3-1-1

◇参加資格◇
NPO法人日本少年野球研究所2014年度正会員(年会費1万円)であること
または2014年度準会員(年会費3千円)であること

※随時、会員・準会員を募集しています。
参加日にご入会いただけます。

※研究会参加料は無料です。
※室内履き(サンダル可)が必要です。

◇問合せ/申込み◇

mail: jbbl@mft.jp

どこを目指すか・・・

2015年1月23日 金曜日

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多くのチームが、我がチームは
「勝利至上主義ではない」と答えます。

話を聞いたり、試合を観ると
「勝利至上主義」の方向に向かっている現実。

理由を聞けば

「子ども達に勝つ喜びを教えたい」
「負けグセをつけさせたくない」
「勝負事は負けたら面白くない」

と言った残念な言葉が溢れています。

俺が指導した!
俺が育てた!
俺の采配がはまった!

どうでも良いことばかり・・・

同じ選手ばかりを酷使したり
ポジションを固定したり
待てのサインばかりを出したり
フライを打つと怒り出して
上から叩けとゴロを打たせたり・・・

すべてがそれを
「勝利至上主義」と言っても過言ではありません。

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負けていいわけではありません。
勝つためにやっていると言うなら
その勝ち方が問題です。

どこを目指すのか?
何を求めるのか?

小学生の時の試合の結果は
それほど大きな物でしょうか?

勝った子ども
負けた子ども・・・
そこに何か差はあるのでしょうか?

大人はそこに差がないことは
自身の経験から気がついているはずです。

そして生きていくためには
何が必要なのかも知っているはずです。

「仲間」
「協力」
「助け合い」
「人間性」

子どもの関わるスポーツは
見直す時期に差し掛かっています。

組織を運営する関係者の皆様の
指導力・勇気・決断に期待します。

学生野球資格回復について

2015年1月20日 火曜日

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プロ野球出身者が高校生への指導が可能となる
「学生野球資格回復」の申請をさせていただきました。

最初の手続きとしまして

在住の「埼玉県」
出身地の「宮城県」に申請し
名前が掲載されました。

小さな一歩かもしれませんが
踏み出せたことに感謝致します。

取り急ぎご報告させていただきます。

埼玉県39番目
http://www2.ttcn.ne.jp/~sai-kouyaren/pro_touroku.htm

宮城県20番目
http://www.miyagi-kouyaren.com/20150113HPkeisai.pdf

感性を育てる・・・

2015年1月19日 月曜日

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「感性を育てたい」
そんな言葉を耳にします。

感性を辞書で引くと
「物事を心に深く感じ取る働き」とのこと・・・

では、その感性を育てるためには
どうすれば良いか、いまだに明確な答えが見つかりません。

しかし、野球を通じて「感性」という分野で
最近強く感じるものがあります。

それは「環境」が影響するのでは?
と言う点です。

※ 怒鳴って萎縮させる環境
※ 常に指示ばかりを与える環境

この2つの環境で育った子どもは
感性が育ちにくいのではないでしょうか?

感性のある子どもを観察すると
良い意味で「生意気な子ども」です。

自分の考えを持っているので
納得しないと言うことを聞かなかったり
自分の意見を言って、指導者が「逆らった」と
誤解されるタイプが多いようです。

あの子は素直じゃないんですよ!
そう言われてよくよく話を聞き出すと
しっかりとした自分の考えを持っています。

野球で言えば
指導者が「こうやって打ってみなさい!」と指導しても
やってみようともしません(笑)

なぜやらないか?
なぜできないのか?

その理由は

・指導者と選手との信頼関係がない
・親と指導者との指導方法の違いに戸惑っている
・自分のこだわりを持っている

などが上げられます。

もし「自分のこだわり」があるとしたら
「言うことを聞かない」と決めつけてしまっては
子どもの持っている感性を、殺してしまうことになります。

感性を育てるためにも
「お前の好きにプレーしなさい!」
と言える大人の度量の大きさが必要です。

仮にそのプレースタイルが間違っていたとしても
好きにプレーさせると、壁にぶつかった時は

感性のある子どもほど
「教えてください」と言ってきます。

特に技術の分野では、指導者は思ったままを
瞬間に口に出すのではなく、温めて温めて
言葉に出す必要性を感じます。

だからこそ、怒鳴ってばかりでは
感性は育たないのです。

「ほら、挨拶しなさい」
「暑いから脱ぎなさい」
「寒いから着なさい」

出来れば、子どもが自分で気付くまで
大人が口を挟まない方が良いのでは?

大人にも我慢が必要です。

野球は奥の深いスポーツです。
勝った負けただけではありません。