日別アーカイブ: 2016年6月4日

気づかない怖さ・・

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子どもをどう育てるのか・・

それは保護者の責任なので
第三者が口を出すことではありません。

しかし、

「親にしか見えないもの」
「親には見えにくいもの」

が存在します。

だからこそ、今流行りの
「第三者の目」の意見に
耳を傾ける必要があると思います。

過去の例から、気になるタイプの子どもがいます。

「簡単なことが伝わらない」
「日々の成長が見えにくい」

この2つのタイプには原因があります。

・親が指導に口を出し過ぎる
・怒られてばかり

の環境の中にどっぷりと浸かっています。

子どもにとっての親の言葉は絶対です。
このタイプの子どもは無意識のうちに
親の言うことしか聞けなくなってしまい
怖いほど無意識で、すべてを受け入れてしまい
反発する力さえ失うのです。

親の言うことを聞かないのが一般的で
そこには自分の意志があり
それも成長過程で必要なことです。

グランドで怒られ
家に帰って怒られ

怒られてばかりでは
野球が好きになるはずがありません。

「上手くなりたい気持ち」
「反発する力」は、親が奪ってしまい
そのことに親は、「子どものため」と
一生懸命なので気が付きません。

その反面、外に向かって「反発」する場合が
あるのも事実です。

子ども自身も親の願い・期待を知っているので
本音を親や第三者に打ち明けることは困難です。

 

「優勝目指して頑張るぞーーー!」
「次は絶対勝つぞーーー!」
「レギュラーを取るぞーーー!」

これは子どもが言うのであれば仕方がありませんが
大人が言う言葉ではありません。

 

異変を感じた子どもに

「どうした~?」
「毎日怒られてばっかりか~?」

すると、突然泣き出す子ども・・

『野球をやめたいです!』
『友達と遊ぶ時間がありません!』

親はまったく子どもの心を知りません。
すべて親があてがった環境の中で
子どもの心は限界に近付いて行きます。

親は子どものために必死なのに
子どものためになっていないのが現状です。

子どもは、「親の所有物」ではなく
子どもの人生は、子どものためのものです。

もっと自由に、のびのびと
腕白でもいい、逞しく育って欲しい!

そんな昭和の言葉を思い出しました。

 

キャンプ情報
http://mft.jp/school_2016campApplication.pdf