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片手捕球時の持ち替えのコツ

本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2007年7月号)

守備の時は、いつでも体の真ん中で捕球できるとは限りません。
打球を追いかけてぎりぎりで追いつく場合もありますし、他の野手からの送球がそれる場合もあります。

そこで今回は、片手で捕球した際に、素早く安定した形で、送球動作へと持っていくための持ち替えのコツを紹介します。

捕球後グラブを体の中心(胸〜おへそ)に持っていく

捕球後素早く体の中心に持ってくる
素早くグラブを胸の方に持ってくる
球の持ち替えは体の中心で行う

正面で取れないような位置に軽くトスされた球を、写真のように、捕球後すぐにグラブを体の中心(胸〜おへそ)の方に持っていく練習をします。

両手を体の中心にキープしたまま、送球する方向に体を向けながらステップします。

このステップの際に、送球する方向に対する体の向きが常に一定になるよう心がけてください。

体の中心から割る

体の中心から割る
両手を均等に割りトップを作る
ステップして送球する方向にしっかり向くことができるようになったら、そのまま軸足の着地にタイミングを合わせて左右均等に割りながらテークバックをとり、トップの形にもっていく練習をしてください。

トップ時のバランスの崩れが悪送球の原因になることが多いので、送球方向に対し、常に安定したトップの形を作れるように練習しましょう。

左右にずれた悪い例

体の中心からずれている悪い例
持ち替える手をグラブのほうへ伸ばすと、激しい動きをしている際には左右のバランスが崩れ、送球の乱れの原因になります。
写真のように、ボールを持ち替えようと、投げ手をグラブのほうに伸ばしたり、真ん中から割らずにテークバックにあわせてグラブを後ろに引いたりすると、左右のバランスが崩れやすくなります。

動きがゆっくりの時は、それでも何とかなるでしょうが、打球を追いかけて激しい動きをしているときは、バランスが崩れ、暴投の原因になりかねません。

メジャーリーガーが見せるスーパープレーもよく見ると、体の中心でボールを持ち替えています。
確実なプレーをするためにも、体の中心でボールを持ち替えることを徹底しましょう。

(参考: スーパープレーも実は基本に忠実

一連の動作でチェックする

上記動作がスムーズにできるようになったら、実際に送球して、一連の動作のチェックをしてみましょう。

左側の打球を左側に送球する
捕球→胸に置く→方向転換→左右均等の割れ→送球
一連の動作の練習
両手を体の中心に置く理由
捕球後素早く体の中心に持ってくる

ボールを追いかけ、動きながら捕球するとき、送球する方向に向くために体を回転する必要があります。

追いかける方向と逆方向に素早く投げる必要があるときなど、暴投の確率が高まります。

フィギュアスケートの選手がジャンプする時、必ず両手を胸に置きます。
捕球後素早く体の中心に持ってくる
体の中心に重心を置くことで、安定性が増し、速い回転をすることができるからです。

そして、着地の瞬間に体の中心から左右対称に両手を広げることでバランスをとっています。

両手を広げる動作が、野球では割れに当たります。

ギリギリのプレーの時にもバランスを崩さずに正確な送球ができるようになるために、普段から「中心から割る」練習をしておくことが重要です。

急ぐ時こそ「両手を胸に」「中心から割る」という丁寧な気持ちを持つことが、上達へとつながっていくことでしょう。

(参考: スーパープレーも実は基本に忠実

様々なバリエーション

以下の写真を参考に、打球の方向・送球する方向を様々に設定して、
様々なバリエーションの、
「捕球→両手を中心に置く→送球方向を向く→左右均等に割る→送球」
の一連の動作練習をしてみましょう。
左側の打球を正面方向に送球する
左側の打球を正面方向に送球する
このように右回りでも左回りでも180度回転が必要な場合は、 両手が胸にあることが正確な送球のためにより重要になります。
右側の打球を右側に送球する
右側の打球を右側に送球する
右側の打球を正面方向に送球する
右側の打球を正面方向に送球する
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