中心から割る
本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2007年6月号)
中心から割る基本を習慣づけるための段階をふむ練習方法を紹介します。


この練習をする際、以下の2点に注意してください。



中心に置く練習

グラブを立てず、自然に胸に
最初に、捕球した後にセットポジションのようにグラブを胸に持っていく練習をしてみましょう。
セットポジションのような形といっても、グラブを完全に立ててひじが内側に入ると、力が入りやすく、送球動作が遅くなったりスムーズな動きができなくなったりしますので注意しましょう。
自然に両手を胸の真ん中に持っていくよう練習してください。
真ん中から割る練習

真ん中から割る練習
左手で捕球しながら素早く右に持ち替えて、両方を均等に開く練習です。
グラブよりも素手で行う方が簡単ですので、最初は軽くトスされた球を素手で練習して感覚をつかんでください。
左手を軽く開き、ボールが左手に当たる瞬間に右手でふたをするような感じで、右手に持ち替えます。
( 添える手の形 参照)
慣れてきたらグラブを使って行い、徐々に速い球でも素早く同様の動きができるように練習しましょう。
この練習をする際、以下の2点に注意してください。
- 捕球位置から両手を下げない。
- 力が入り過ぎないように注意する。

両手を下げないように注意する

力が入り過ぎないように
グラブの位置を固定する

基本は左右均等に割る

グラブ位置を固定し素早く投げる
捕球から送球動作に移るときの基本は、中心から左右均等に割ることです。
しかし、正面のボールを素早く処理する場合、捕球時のグラブの位置をそのまま保つような感じで、投げる手だけをテークバックする動きも有効です。
ただし、このような使い方をする際は、グラブ側の腕が捕球位置から後ろ側に動かないように気をつけてください。

上半身と下半身の向きにずれが生じやすくなり、送球が安定しない原因の一つになるからです。
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