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ステップして投げる2

本文は、ベースボールクリニックに掲載した内容です。(2008年2月号)
4.捕球と同時にボールに触る
余裕を持って、体の真ん中で捕球できる時は、捕球と同時に右手でふたをするような形でボールに触るようにしましょう。

送球への動作が速くなります。

右手の持っていき方は、横からでも下からでもかまいません。

※ 体の真ん中で捕球できない場合は、無理に両手で捕球しようとすると、体のバランスを崩しますので、片手で捕球をして、素早く持ち替えるようにしましょう。

ボールに手が触れていない
グラブの後ろに手を添えて、ボールに手が触れない形で両手捕球する選手がいます。

丁寧に捕球する姿勢という点ではいいのですが、 このような捕球の場合、ボールを握るために、もう一度手を動かさなければなりません。

ボールを素早く右手に持ち替えるために、捕球と同時に球に触る習慣をつけましょう。

5.2歩目を正確に踏み出す
2歩目の足の向きを、送球する方向に対し正確に直角に踏み出してください。

ここで、踏み出す足の大切さを体感するために、次の練習を試してみましょう。

軸足を直角に踏み出した状態で、両手を広げて回転をして送球する方向に体を向け、静止します。

最初はバランスを崩したり、回転の勢いで回りすぎたりするかもしれません。

バランスが取れるようになると、送球する方向に真っすぐ向く位置で止まっているのが、一番納まりが良いことがわかると思います。

体の中心に両手があるとバランスよく回転できる
この練習で、両手を開いた状態でも、バランスよく回転できるようになれば、実際のプレー中の安定度は非常に高くなるでしょう。

実際のプレーでは写真のように体の中心に両手がありますので、よりバランスがとりやすいからです。
投げる方向に対してステップの方向がずれている悪い例

写真のように、投げる方向に対してステップの方向がずれてしまう選手が多く見受けられます。

これではステップ時の体重移動の方向と、投げる方向がずれるため、素早い動きの場合バランスを崩しやすく、難しい投げ方になってしまいます。

投げる方向に真っすぐステップするように注意しましょう。

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