「このバッターは、打ちそうだなぁ~」
野球経験がない人でも、その雰囲気は伝わるものです。
どこからその空気が伝わってくるかと言えば
それは、「構え」です。
日本のスタイルは、突っ立って構える選手が多く
アメリカやキューバなどは、前にかがむようなスタイルです。
どちらが良いとか悪いと言うのではなく
それは習慣や、文化によって異なってきます。
ただ、骨盤の寝ている子どもが増えてきています。
日本では「へっぴり腰」という表現が
わかりやすいかもしれません。
野球だけではなく、スポーツに共通して言えることは
下半身の大きな筋肉を、うまく使えるかどうか…
ボールを捕る際に、「腰が高い」とか
「グローブを下から出せ」と注意されていますが
なかなか改善されない理由は
「姿勢が悪い」からです。
この姿勢を変えて行かなければ
故障にもつながってくるので
細かい技術よりも先に教える必要があるのは
この「骨盤を立てる」ことです。
「姿勢」と「構え」は、心・体・技のすべてにつながっています。