肘や肩を痛めた子どもが
お医者さんから一ヶ月の投球禁止と言われ
一ヶ月後に「投げていいよ」と言われ
すぐに試合に出場・・・(^^;)
大人と子どもは違うと言っても
それはあまりにも無謀です。
短い距離で少しずつ強度を上げながら
様子を見るのが一般的です。
少年野球では、本当にビックリすることばかり・・・
「痛いのに投げさせる」
こんな事がまかり通って
良いのでしょうか?
ジュニア期(小学生~14歳くらい)に
ひじ痛歴があると、痛みはなくなったとしても
完全に元に戻っているわけではなく、
高い確率でひじ痛を再発するそうです。
であるならば、「痛み」に関して
大人は子どものコンディションを
しっかり把握する義務があります。
ジュニア期に、傷めさせてはいけないのです。
痛みの最大の原因は
投球過多によるもので
根性がないわけでも
下半身が弱いわけでもありません。
単なる投げ過ぎです。
極端は話ですが、投げ方が悪いと知っているなら
投げさせない選択肢も必要です。
たとえ全国大会がかかる大一番であっても
試合に出場させるなんて有り得ません。
子ども達が花咲く場所は「今」ではなく
日本の場合の多くは「高校生」だと思います。
目先の試合にこだわる大人達。
大いに反省すべきです!
子ども達は痛くても言えないのです。
チームに迷惑がかかると信じています。
本当の迷惑とは、その試合を休むことではなく
致命傷となって野球から離れてしまうことです。