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最新の脳科学の研究では
人間は頭の中で考えていることが
現実となって目の前に現れることが
証明されてきているそうです。
楽しいことを考えていれば
楽しいことが起こり
苦しいことを考えていれば
苦しいことが起こる。
イライラしていれば
ますますイライラが増すことが
起こるのもこのパターンのようです(笑)
脳の構造の特徴としては
・嫌なことは忘れる
・嬉しかったことは記憶に残る
・楽しいことは学習能力が上がる
スポーツの技術習得にも当てはまり
皆さんも過去を振り返ると
思い当たる節があるのではないでしょうか?
スポーツの現場でも
これらの事が実証されてきています。
同じ技術レベルの子どもで
10打数3安打という結果に対し
Aチーム:「凄いな、3本もヒットを打って!」
Bチーム:「ダメじゃないか、7本も失敗して!」
と言い続けていくと
明らかにAチームの子どもの方が
精神的にも技術的にも伸び率が高く
「差」がついて行くことが証明されています。
ひとつの失敗を突き詰めていくと
伸び率が高いように錯覚されますが
子どもから「楽しさ」と言う最大の栄養素を
奪ってしまう代償は大きいようです。
子どもの特徴は
・出来ることはおもしろい
・おもしろいから練習する
・練習すると勝手にうまくなる
・次の段階に行きたくなる
子どものスポーツが、大人の「はけ口」となり
子どもの「やる気」を奪わないように
私たち大人は、子ども達と向き合って
行かなければなりません。
昔のやり方は、今の子ども達には
当てはまらないことの方が多いのかもしれません。
子ども達の頭は柔軟性があり
怒鳴ったり、イライラしている大人の方が
むしろ凝り固まっているような気がします。
脳科学の研究も進み、科学的に証明されてきたことで、上に立つ人の言葉のかけ方も
随分変わってきていると思います。
上司→部下 ・ 先生→生徒 ・ 親→子供 ・ 指導者→子供
マスコミが取り上げることで意識している人も増えたのではないでしょうか?
私も気をつけています。親として、”Aチーム”のようになりたいものです(^_^;)
昨年度の息子の担任の先生は、小さいことでも良いことを言葉で伝え、褒め、
やる気を引き出してくれました。そんなことが随所に感じる一年でした。
前チームの監督は、勝つことと自分の名誉、監督としての実績づくりのための道具に子供たちが利用されていた気がしてなりません。常に罵声が飛び、泣きながらプレーしている光景は珍しくありません。それを愛のムチ、厳しさと錯覚していました。
佐藤さん、研究所のみなさんとの出会いで間違いに気が付きました。移籍するきっかけになったわけです。
良いチームとの出会いもあり、とりあえず、がんばってます。
匿名k さん
「愛のムチ」
本当にそんな物が存在するのかさえ疑問です。
その言葉がカモフラージュになってしまっています。
自分を正当化するための言葉であり
「ボランティア」も同じ部類ではないでしょうか?
自分自身にムチを打ち、子ども達と向き合う・・・
そんな大人が増えるといいですね。
良い出会いがあり、嬉しく思います。