筒香選手の発言が話題になっていますが
その声に対して聞こえてくる反応は、野球界以外からのものが多く
肝心の野球界からは極めて反応が、少ないように思います。
「野球人口の減少」の問題は
野球界でも多くの方に情報が届いています。
なぜ変わらないのか?
なぜ変えようとしないのか?
こんな声が聞こえてきました。
あるチームでは、野球界の底辺拡大のため
野球人口増加のため、大人が話し合ったそうです。
その結果出た答えは・・
「試合に勝てば、人は集まる」
だからもっと練習しよう!
もっと厳しくやろう!
これが大人が考えた答えです。
この答えの裏にあるものは、自己中心的な発想であり
「自分のチームさえ良ければ」
と言っているようにしか聞こえないのですが
真面目な大人の導き出した回答です。
「勝利至上主義を捨てましょう」
「大人の顔色を伺わずに・・」
「失敗を恐れずに・・」
「子どもの体の成長のためにも
長時間練習は控えましょう」
このような考えに賛同できず
おそらく多くの野球関係者が
「勝利至上主義」を捨てきれないのが
現状であることを再確認しました。
子どものスポーツに関して、特に野球界では
「世界の常識は、日本の非常識」のようです。