協力すること、助け合うこと☆

同じ地域で、しかも同じ学校に、チームが2つ!
諸事情により、チームが分裂したり
新チームを立ち上げたり・・・
様々な大人の事情とは言え、難しい問題がかなりあるようです。

兄がAチームに所属したのに
弟がBチームを選択したりすると、親に火の粉がかかる場合もあるとか?

子供自身が「僕はこのチームに入りたい」と言えば
親はそれを支持してあげなければいけないでしょう。

子供はチームの雰囲気であったり
兄へのライバル心であったり
友達との兼ね合いであったり
いろいろな事情がある中、チームを選択するはずです。

その時に・・・

大人は争うのではなく、「共存共栄」の精神のもと
助け合うこと、協力することなしに
地域の発展は望めません。

勝つためにその選手が必要だから
何とか自分のチームに入れたい・・・

その大人の考えに危機感を覚えます。

中には、この選手は必要とか必要じゃないとか
子供自身が傷ついていても平然としている人がいるから驚きです。
そんな方々は「世の中、競争社会だ!」と考えています。

競争とは、「協力すること」と「助け合うこと」が土台にあるからこそ
正々堂々と戦うことができるのです。

必要のない子は存在しないし
その子の代わりはいません。

6 thoughts on “協力すること、助け合うこと☆

  1. 野球道

    まさにそんな環境にいる私です。親の間で子ども達の取り合いです。子供をなんとか入れる為に、相手チームの悪口を言ったり、親同士のしがらみで子供がチームを選ばず、親の都合でチーム編成が出来ています。

    子供が少なくなり、チームの存続が難しくなっているのも現実です。

    私の所属するチームには、兄弟で別々のチームに所属している子供もいます。この兄弟は何度も両方のチームに見学に来て、自分の意志でチームを選びました。

    先日、その兄弟で弟が練習している姿をみて、兄が必死に弟にアドバイスを送っている光景を目にして、自然と笑顔になりました。

    あのチームは弱いから入りたくないとか、子供は入りたいのに親の都合で入れない。とか、子供の気持ちを無視して親が操作をしています。

    結果して、同じ小学校で別々のチームに所属しているだけで、親同士が対抗意識を全面に出して、その影響を受けてるのが子ども達です。

    なんか変ですよね!

  2. MFT佐藤

    野球道さん

    いつもありがとうございます。

    変です・・・(^^;)

    現実的にはどこにでもある話しのようです。
    ただ、あまりにも自分の近くのことにしか目が向いていないと
    自分を磨くことにも限界があります。

    昨日、桑田君と話す機会がありました。
    彼は、本気で日本の少年野球の現状に危機感を感じ
    少子化が進む中で、野球界の発展を考えています。
    そのために「子供の育成」に力を注いでくれています。

    私たちには大きなことはできないかもしれませんが、無力ではありません。
    目の前にある環境を、見て見ぬ振りをするのではなく
    「協力すること・助け合うこと」によってプラスの方向に動き出すはずです。

    そこに気がつくと、なぜか嬉しいことや楽しいことが目の前に溢れ出し
    感謝を知ることに繋がります♪

    視野を広げること、見聞を広げることは大切です。
    同じ小学校で、異なったチームの親が対抗意識を持つというのは
    あまりのも小さな考えだと思います。

    「お互い頑張ろうね!」
    「おめでとう!良かったね!」

    これが本来の姿であり、子供が必死にボールを追える環境です!

  3. 『加速進化』

    私の地域では小学校がそのままスポ少になっているので、このような事はおきませんが、

    ただ、余りにも大人が勝ちたい気持ちを表に出しすぎている現状はなんら変わりないと思います。

    今回、長男がある選抜チームに選ばれました、その中で気づいたことは

    選抜チームなので、当然18人全員がレベルが高くどの子供が出てもいいぐらいの状況です。

    しかしその中でも出られる回数に当然開きが出てきます。

    私は最初、その部分について親がどのような反応をするのか?と、静観していました。

    しかし、期待?は見事に打ち砕かれました。

    我が子の出ていても出ていなくても変わらずに応援している親の姿がそこにありました。

    伸びる子の親は違うんだな~

    と、感じています。

    みんなが、それぞれの活躍を認めて共に喜び共に悔しがったなら、本当の意味での素敵なチームが出来上がるんだな!

    と、感じています。

    子供たちもそんな親に育てられているため、控えでベンチに居る子もありったけの大声を出して、チームを支えていました。

    監督が何も言わなくても当たり前のようにそうやっていたそうです。

    我々大人が「大切な事」を「道理」を重んじて伝える事が子供を青天井で伸ばす秘訣なんだと、他の親御さんより、学んだような気がします。

  4. MFT佐藤

    加速進化さん

    素敵なお話ありがとうございます。

    素晴らしい光景が目の前に現れて良かったですね☆
    1+1は2です(笑)

    千葉県で開催される全国大会でもチームが一丸となって
    たくさんの「きっかけ」を掴むはずです。
    親も子もカッコイイと思います。

    この考えが広がるといいですね♪

  5. 野球圏外

    突然ですみません
    いつもブログ見させていただいてる野球シロート者です
    今回の話し、よく有りますよね!
    大人の見栄、夢、希望、道楽、欲、嫉み?
    いろんな気持ちが入り乱れると・・良くならないんですかね?
    シロートから見ると子供達が一生懸命やっている姿に、
    貪欲な姿に、日々の成長に、
    感動して感謝して日々を過ごせる幸せ・・
    何を求めて野球をするのか難しいですね
    私の息子は佐藤サンに見てもらうようになって成績が上がりました
    努力を覚えました
    野球を教わりにいっているのに・・・
    何が答えかはわかりませんが
    子供達に感謝、感謝です。
    突然ですみません

  6. MFT佐藤

    野球圏外さん

    >何を求めて野球をするのか?

    この答えは難しいかもしれませんが、
    「青少年の健全育成」と私は考えています。

    そして大人は「無償の愛」で見守る・・・
    特に何かを求める必要はないと思います。

    本当は、その子がいてくれるだけで幸せなのに
    大人は、もっともっとを望んでしまいます。

    この時期・・・
    毎朝、新聞を見るとプロ野球選手の引退や解雇の記事をみるたびに
    心が痛みます。そして自分自身のことを思い出します。
    ある程度長く現役生活を送った選手は幸せです。
    ただ20代前半で志半ばでユニホームを脱ぐ選手!
    そして、その親や親戚、恩師や友人、恋人たちも辛い想いをします。

    プロ野球選手に憧れ、夢が叶って脚光を浴びたとしても
    長い人生から見ると、それは一瞬です。
    夢を叶えることは素晴らしいと思います。
    ただその前に「人間であること」を学んでおく必要があります。
    その部分が大きな大きな土台です。

    「野球が上手ければそれでいい」

    そんな考えで生きていけるほど野球界は甘いものではありません。
    多くの人に支えられながら、プロ野球選手として
    「心」を学ぶことによって「技術」や「経験」という財産をいただきます。
    そしてそれを「伝える」」役目があります。

    失礼な言い方になりますが
    子供の試合の勝ち負けなんて小さなものです。
    そこで一喜一憂するのではなく、大人は見守れば良いと思います。

    少年野球の場合、ここまでの内容がすべて凝縮されている言葉が
    「楽しむ」ということです☆

    楽しくないから努力しないだけです。
    子供はみんな天才です!
    ただし、その力を奪うのは
    「お前のために」と訴える大人に原因があります。

    野球圏外さんの言うとおり、子供たちに感謝できる大人であれば
    間違った方向には行かないと思います。

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