途中で交代させられた我が子に対し
「なぜ代えられたか監督に理由を聞いてきなさい!」という親・・・
スタメンから外れると
「なぜうちの子供じゃなくて、あの子が試合に出るの?」
と、監督に詰め寄る親・・・
とにかく自分の子供しか目に入らないバカ親が存在するそうです(^^;)
またまた~
本当の話?
と、思わず疑いたくなりますが、実話だそうです。
ここまで酷くなくても、口に出さないだけの親もいるでしょう!
その想いは歪んでいます。
今・・・
あなたの子供のいるチームが
他人の成果を喜べない雰囲気であるならば
それは良い環境ではありません。
もし競争意識を主張したとしても、歪んでいます。
子供たちが吸っている空気は目に見えませんが
綺麗な空気とは言えません。
透き通った綺麗な「気」は想像以上に人間を「元気」にし
汚れた「気」は想像以上に「やる気」を奪ってしまいます。
自分の子供がいちばん可愛いに決まっています。
ただし、よその子供も同じくらいに心配してあげたり
勇気付けてあげたり、褒めてあげたり、叱ったり・・・
みんなの愛情をたくさん浴びて育った子供たちは
まっすぐに育つでしょう!
競争意識と自己中心的な考えは、まったく別のものです。
同じユニホームに袖を通しているのに
他人の子供の成果を喜べない大人は寂しすぎます。
腹の立つ親と、その子供はまったく別のもの!
子供に罪はありません。
切り離して考えるべきです。
自慢している親は放っておけば良いと思います。
そこに労力を使う必要も価値もないのでは?
今、少年野球の世界は少なくともまさにそのような環境でしょうね。とにかく少子化のうえ、情報もたくさん、地元のクラブチームであるはずがそのチームが強い、勢いがある、指導者がカリスマ的なチーム、ともなると自然と遠方から親子で通ってきます。指導者は、野球が好きだ!野球をここでやりたい!と思っている子どもたちを拒みません。しかし数が多くなれば選手を選ばなくてはならない…。純粋に野球を好きになって少しでも長く続けてもらいたい指導者の方は、非情なジレンマに襲われることでしょう!そんな指導者の気持ちをよそに、親の独善的な感情は子どもの気持ちをネジまねかねない…。正直自分の子どもが活躍しているところをいつでも見たいです。それは親心。過去に息子のお世話になっていたクラブチームで、息子は常に二番手のキャッチャーでした。要するにブルペンキャッチャーです。たまに代打で出していただくチャンスをもらっていました。バッティングには自信がありましたし、指導者の方も認めていてくださっていました。私も親の世話役で子どもたちのバックアップを一生懸命していました。ある親御さんは私にこう言いました。「息子がレギュラーでもないのに、一生懸命世話役の仕事をしてるなんて偉いね」と。私は神様でも何でもありません。きれいな心をもっているとは言えないですが…やっぱり子どもたはみんな可愛いですし、お世話になっているのだからチームに貢献したい。ただその一心でした。卒団後、メンバーのピッチャーの親御さんから、「うちの子の調子は、昂太が一番知っている。ブルペンでいつもアドバイスをもらっていたから、試合で活躍できたんだって。言ってたよ。ありがとう」と。何故か救われました。試合に出る、出ないではなくてそのチームでの自分の役割を見いだすことが一番大切なのでしょうね。そう思います。どの社会でも同じことです。裏方も悪くないです。親子共々、小さな社会で大きな社会を勉強していただきたいですね。私の経験から、気負い過ぎの親御さんのお子様は、順風満帆から外れますと、どうもとても打たれ弱いです。親御さんはお子様に対して、「腹八分目」の期待で接していただきたい。と思います。
昂太母さま
貴重なコメントありがとうございます。
全国の親御さんに「想い」が届くように願ってやみません。
>試合に出る、出ないではなくて
>そのチームでの自分の役割を見いだすことが一番大切
その通りです。
役割りがあるからこその存在です。
存在を否定する人には怒りを覚えます。
レギュラーしか目に映っていない指導者が多すぎます。
自分の子供しか目に映っていない親が多すぎます。
その時は「子供のため」と思っているので気がつかないのですが
最終的には回りまわって頭を叩かれることになります。
「人に優しくする」
役割りを見つけ、何も求めず優しくすると
人から感謝されるようになると思います。
それが「成功」ではないでしょうか。
レギュラーだとかそうじゃないとか
ちっぽけな空間で大騒ぎしているのが少年野球の現状です。
ある母親が、私に
「レギュラーにならないと野球をやっている意味がない!」
と訴えたことを思い出しました。
あの子は元気に野球を楽しんでるかなぁ~・・・(^^;)