下働き・・・

スクール終了後の体育館のモップ掛けは、
最高学年の中学三年生が中心に行なっています。

「上級生ほど下働きをする」

高校時代からの教えを大切にしています。

グランド整備や野球道具の出し入れの際に
上級生が遊んでいて、下級生ばかりが働く姿を見ると
とても残念でなりません。

違う場所では、まだ一生懸命に仕事をしているのに
自分の場所が終わったからといって手を休めたり・・・

「お~い!そっちはどうだぁ~?」

『こっちに二人ぐらい来てくれ~!』

チームにこんな空気や意識があると
リーダーが育ちやすくなるでしょう。

下級生の時に、上級生から嫌な思いを受けたのに
上級生がいなくなると、「今度は俺達の番だ」と言い
同じことを下級生に繰り返す・・・(^^;)

本来は自分達が嫌な思いをしたのだから
「俺達の時代は止めよう」となるのが本当の姿!
伝統とは、良い物を代々受け継いで行くことだと思います。

あるチームでは
「指導者がグランド整備をする姿を見たことがない」と言います。

子ども達と一緒にグランド整備をすることも
少年野球の世界では、指導者の役割り分担のひとつだと
私は考えています。