プライド???

「子ども達の持っている能力を、最大限引き出す」

能力はみんなバラバラ。
その前に、体格も柔軟性もみんなバラバラ・・・
「ひとつの形」にこだわらず
いろいろな打ち方や感覚があって当然だと思います。

その子がバランスが良くなったり
いいボールを投げるようになったり
捕れるようになったり
打てるようになったり

前向きになったり
明るくなって元気になったり
野球が楽しくなったり
考え方が変わったり・・・

チームの指導者以外の人に教えてもらうのを
なぜ否定するのでしょう?

大切なのは、自分の指導方法に従うとか従わないではなく
「子ども自身が伸びること」

子どもが伸びたのに、自分の理論と違うからと言って
「試合に出さない」と言う判断は
あまりにも幼稚な考えだと思うのですが・・・

私は自分の子どもが、私以外の人から教わって伸びてくれたら
本当にありがたいなぁ~と思います。

6 thoughts on “プライド???

  1. 匿名

    いつも楽しみにしています。

    佐藤さんがどんな場面に遭遇したのかはわかりませんが、
    もし自分のポリシーや信念と異なる指導を部外者(?)に
    されたとしたら・・・。
    抵抗をまったく感じずに受け入れる自信は正直、今の私には
    ありません。
    むしろ、自分のやり方が正しいことを証明するために
    躍起になってしまいそうです。

    未熟者の「プライド」は確かに厄介なものです・・・。

  2. MFT佐藤

    チームでの約束事や作戦面などは
    部外者が口を挟むのはもっての外です。

    ポリシーや信念と言うならば、
    環境や心の分野だと私は思います。

    難しいのは技術面で、たくさんの感覚が存在します。
    ここにもポリシーや信念は存在するのですが
    その方法が正しいとは限りません。

    私は常に自分の指導方法が正しいとは思いません。
    改善される子どももいれば、なかなか思うように
    改善されない子どもだって存在します。

    改善されない子どもが、自分のポリシーや信念以外の方法で
    改善されたら、それは素晴らしいことです。

    「子どもが主役」

    ここにも当てはまるのではないでしょうか?

    「自分の教え方で結果が出ない」
    「他人の教え方で結果が出る」

    そんな時に、自分の教えと違う方法で結果が出た子どもを
    試合で使わなかったり、気に入らないと無視したり・・・

    「自分が主役」以外の何ものでもありません。

  3. 大船渡 菅原

    おはようございます。

    毎回ブログを、楽しみにしております。

    今回の内容も非常に深く興味深いと思いました。

    私も監督時代に幾度となく、私と違う教え方のお父さんの子供との間で葛藤をしました。

    うまくなって行った子供やそうでない子供、沢山様々見てきました。

    結果私が思った事は子供達は本気で上手くなりたいと考える子は少数派で、楽しさを感じる部分も様々で、

    打てなくても、エラーをしても結構楽しそうに練習に来ていました。

    上手くなった方が楽しいはずだ!

    勝った方が楽しいはずだ!

    これは大人のエゴだと思いました。

    私が携わったチームは、最後の方にやっと強くなり3位という成績を納めました。

    目標に掲げた何処かの大会で優勝!

    は、出来ませんでしたが

    子供達にとっては、最高の思い出になったようです。

    私達大人の役割は子供達がいつまでも野球に続けていけるように、楽しさをがんじとってもらう事なんだと思います。

    今は、それぞれの指導者の方にお任せをして足りない部分を補う程度の関わり方に変えました。

  4. 匿名

    本当に難しい問題だと思います。
    ・上手くなったほうが楽しい。
    ・下手なままでは楽しくない。
    とは思いませんが、
    ・出来ないことが出来るようになるのは楽しい。
    と思っています。
    その楽しさを伝えたくて、みんな苦労し、
    出来るようになった子供達を見て、涙が
    出そうになるくらい、嬉しくなるのだと
    思います。
    とにかくフルスイングすればいいと説く
    指導者もいれば、スタンスや回転や軌道を
    説く指導者もいる。
    何が正しいのか、その答えは永遠に出ない
    けれど、『聞く耳』だけは持ち続けたいと
    自戒する毎日です。

  5. 猪木

    ご無沙汰しております。コメントするのを迷いましたが・・・。

    佐藤さんのコメントの最後の5行のようなことが、
    もし自分の子供の身に起こったら・・・。

    先日、息子が突然、
    『コーチにどこ守れるって聞かれたから、サードを守れますって言ったら、絶対お前には無理!って言われたんだ』と・・・
    『何で最初から無理っていうんだよ!』と怒ったような口調で言われました。
    今度は数日経ってから、
    『俺だけバッティング練習させてもらえないんだ』
    『俺のこと、どれも認めてくれないんだよ!バッティングもそうだし、守備だって。俺にはいい所ないのかな。』と・・・。挙句の果てには『下級生のくせに、行動が遅いよ!』と・・・
    何か言われるような場面があったのかもしれないし、状況が分からないので??ですが、とても残念でした。話を聞いて正直つらかったです。

    指導者を批判する訳でもなく、我が子をかばう訳でもないです。
    でも、やっぱり同じ立場だったら、凹むというかグレテしまいたい・・・面白くない
    というのが本音だと思います。
    人って単純なので、だれだって褒められたり、認められたりされるとうれしいですよね。

    可能性を求めて、最後まであきらめず、伴走していくのが、指導者の役割ではないでしょうか?匿名さんのように『聞く耳』を持ち続けたいと自戒している方であれば、まだ
    救われますが・・・。

    『自分のやり方に軌道を無理やり持っていくのではなく、子供が目標としていること
    に向かって気づきを促す』ことが大切なんじゃないかなあ。と感じます。

    PS・『もしドラ』まだ見てないけど、見たいなあ。

  6. MFT佐藤

    少年野球の環境は乱れています。
    大人が子どもに向き合う時に、どう向き合うか?
    どう言葉をかけるか?
    どう指導するか?
    意外に話し合う事をしていないようで
    大人がひとつの方向を向いていないで
    バラバラのケースが多々あります。
    作戦より環境の整備が先だと思います。

    PS・『もしドラ』の撮影現場に遭遇しました。
       地元の球場を使って撮影していました。

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