「グランド整備」
子どもたちのために、大人がやる
子どもたちのために、子どもがやる
大人がやれば、時間短縮などのメリットはあるものの
やはりグランド整備は、子どもにやらせたいのが本音です。
いつも大人がやれば、「感謝」などとは無縁になり
当たり前としか思わなくなる子どもたち・・・
子どもを責めることは出来ません。
雨のグランド
大人が必死に練習・試合ができるように
一生懸命に泥だらけになり「トンボがけ」をしています。
子どもたちは、だたボーッとしています。
子どもたちが、やることがなければ
このタイミングで
「代わります!」
と、言えるかどうかがチーム力です。
子どもが「代わります!」と言ってきたのに
大人が「いいよ、いいよ!」と言ってしまっては
子どもの心を育てることにはなりません。
ここに大人の「センス」を感じます。
子どもにグランド整備のやり方を教えたり
泥だらけになって大人と子どもが
ひとつの作業をすることは
とても大切な野球の練習です。
いつもありがとうございます。
グランド整備について、以前びっくりしたことがありました。
息子がお世話になっていたリーグでの公式戦でのこと。
自分たちの試合が終わり、グランド整備に出ていく選手たち。
息子がお世話になっていたチームの選手たちはスパイクからアップシューズに履き替えて走って行きました。
相手チームはというと息子たちより後にグランドに入ったにもかかわらず、その足元を見るとスパイクでした。
何のための整備なのかを考えて行動すれば、それが正しいかどうかはわかるはずと思います。
そのチームの指導者の方々から選手に対して言葉掛けはありませんでした。
そのチームに試合では負けましたが、そんなことはどうでもよく思えました。
それぞれの指導の仕方があると思い何も言えませんでしたが、そのチームの選手たちに話を聞いてみたかったです。
もしかしたら、急いで行け!、さっさとやって来い!と指導者の方から言われたかもしれません。
もしそんな環境に子供たちがいるとしたら…。
佐藤さんも仰っている子供たちが主体となる環境作りは、大人の仕事であると痛感しています。
jinさん
いつもありがとうございます。
大人があれやこれやと指示を出しすぎると
子ども達は考えて行動することをやめてしまいます。
言っても「やらない・できない」のではなく
大人が最初の段階で、我慢しきれずに
良かれ・・・と思って支持を出しすぎる傾向が
あるように思います。
段取りや見栄えは悪くとも
「自分達の力で考えさせる」ことはとても大切です。
そんな考えで大人の行動を観察すると
本当に試合も練習も、すべて大人が「イライラ」している姿が
浮き彫りになってきます。