「野球は人間がやるもの」
その選手がどんな環境で育ったのか?
そしてどんな言葉を多く耳にしてきたのか?
すべてはそこに集約します。
一人の選手が、何を考えどう行動するのかの答えは
そこに隠されています。
チームという囲いに入った時に
自分中心で行動する強調ばかりの心しかない選手。
自分の思いを押し殺し
調和ばかりの心しかない選手。
その居場所は
風通しの悪い環境へ向かいます。
上に立つ人は、「協調」と「調和」のバランスを
どう整理してチーム・組織・家庭を動かすかが
「指導力」ということになるのではないでしょうか?
少年野球の環境では、
出来ない子どもばかり攻撃されていて
指導者や親の姿は二の次になっています。
そして子どもばかりに結果を求めていると
興味のない情報や、耳の痛い話には
耳を傾けようとはしないものです。
それがおかしいということではなく
人間だからこそ
それが当たり前だと思います。
恩師からの教えの中に「3つの心」がありました。
素直な心
謙虚な心
認める心
立場は関係なく、この心がなければ
「聞く耳」など持ち合わせるはずもありません。
どんなに素晴らしいアドバイスをしても
どんなに大切な情報でも
どんなに素敵な出会いをしても
成長するための「ヒント」があるのに
目の前をスーっと過ぎ去るだけです。