(南三陸町の日の出)
返事がいいと私たち大人は満足してしまいます。
聞いていても聞いていなくても、とりあえず
「ハイ!」と言えばその場をしのげる術を
子供たちも知っています。
私は「ハイ」と「イイエ」を信じません。
その先の言葉を引き出さないと
その子の本心は見えてきません。
「大丈夫?」
その言葉も同じです。
スクールの子供たちにふたつの質問をしました。
まず、子供たちが「38度の熱がある」という設定!
私:「大丈夫?」
子:「大丈夫です!」
次に「肩が痛くてボールが投げれない」という設定!
私:「大丈夫?」
子:「大丈夫です!」
全員、誘導尋問のように「大丈夫」と答えました(笑)
「大丈夫」ではありません!
「熱は何度?」
「何割くらいで投げれる?」
症状をしっかり聞き出すためにも
子供たちとしっかりコミュニケーションを取らなければいけません。
「大丈夫って言うから試合で使った」
現実にこのパターンで肩・肘を痛めた子供がいます。
「何でもいい」
「どっちでもいい」
ではなく、「子供は正直」という特権を生かしていくべきで
しっかりとした意思を表示させるべきです。
それを「生意気」と解釈してはいけないと思います。
その事が「勝負強さ」や「自立」に繋がります!
いつもブログを楽しみにしております。
先日、ある保護者の方から、「親子関係は川のようなもので、上流の親が濁ると、下流の子供への影響がある」
いつも綺麗な状態では子供の浄化作用が失われていくので、そう考えると多少濁っていてもいいとは思いましたが、
濁っていると認識していない親の方がいるのが残念です。
その影響がもろに子供の野球に取り組む姿勢に出ていまっているようです。
「子は親が歩んできた道のりを写す鏡」
私の道のりはどんなだか? 子供を注意深く見てみたいと思います。
本当に子育ては難しいです。
もっともっと勉強する必要があると、日々感じております。
「この親にしてこの子」と結びつかないこともあります。
親子と言えども個と個!
反面教師として立派に生きている子供もいます。
またその逆も存在します。
「水」は濁っては困ります。
川の流れに例えると、水の濁りに関係なく影響はあるでしょう!
「育てる」には正解がないと思うので
自分を磨くことが、その答えに近づける道かもしれません。
はじめまして
いつも拝見し勉強させて頂いてます
私事ですが、小学6年の息子は根っからの野球好きで、ほんとはサッカーをさせたかった私もいつの間にやら野球の道に息子から引っ張り込まれてしまいました。
ほんとに野球はいいですね。
野球の技術的指導とかは勿論出来ませんし、今後もするつもりもありません。
理由は単純。野球は息子の方が上手いから…です。
ただ、何らかの形で野球に関われないかと考えた時、SAQトレーニングを学んでみようかと思っています。
学生時代にサッカーで毎日やってましたので、今度はしっかりと基礎から学んでみようと考えてます。
今後ともこのサイトでいろいろ勉強させて下さい。
いつもありがとうございます。
真さん
コメントありがとうございます。
「SAQトレーニング」は野球の技術に直結している部分がたくさんあります。
残念ながら野球との関連性が見えにくいのかシンポジウムや講習会に
参加している野球関係者は少ないのが現状のようです。
「体」が基本です。ぜひ深く学んで見てください。
そして野球を楽しんでください。