今ある環境で・・・

ツꀀ

教える人がいない・・・
グランドがない・・・
道具がない・・・

とてもクローズアップされる部分ですが
どう嘆いたとしても解決する方向には向かいません。

それよりも落ち着いて
「今ある環境でどうするか?」
を考えた方が得策です。

野球教室の打ち合わせで「何か準備するものは?」
と気遣っていただき、いつもありがたく感じます。
私は「今あるもので大丈夫です!」と答えます。

あれがない!これがない!
という発想よりも
あれがある!これもある!
と考えた方が楽しいし、イライラしません。

極端な話で笑われるかもしれませんが、ボールがなくたって
バットがなくたって指導は可能です。

スポーツの基本は「体の使い方」
問題はその引き出しがあるかないか?

何十年やってようが年数ではなく
「今」どう考え、どう行動しているかの方が
当たり前の基準は上です。

ボールがあれば感謝!
バットがあれば感謝!

今あるものは、当たり前ではありません。

野球経験がなくても優秀な人材はいます。
むしろ、野球経験があることが
自分の耳をふさぐことにも繋がるケースもあります。

肩書きを振りかざすのではなく
「その人はどんな人か?」を見た方が
子供の成長の手助けになるような気がします。

皆さん、本心は気がついているのですが

「野球経験がないから、私は何も言えない・・・」
「ボランティアだから仕方がない・・・」
「波風は立てたくない・・・」

そこに着地点を置いてしまうので
現状は何も変わりません。

一人ではなかなか立ち上がれません。
大人の力を集結すれば、何かが動き出すはずです。

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