岩手県大船渡市の菅原さんからメールがありました。
皆さんにもぜひ読んでいただきたく
ご紹介させていただきます。
////////////////////////////////////////////////
避難所の近くの赤崎保育園にて、赤崎小学校の卒業式が行われました。
保育園の、遊戯場は支援物資で満杯の為、園庭にて行われました。
一人一人、校長先生より卒業証書が手渡され
その後、子供達の練習してきた歌が披露されました。
校長先生より、今回の大津波により
「人は支え合いながら生きていく事を学びましたね」と
お話がありました。
この様に外で卒業式を行なうとは夢にも思いませんでしたが
一生の思い出に残る式になりました。
最初に、今回の大津波でなくなった方へ黙とうを行いました。
子供達は、笑顔で全員が揃い、小学校最後の授業が終わりました。
今後は赤崎中学は、他の中学の教室を間借りして授業を行ないます。
部活動は当分の間無いそうです。
小学校も近隣の小学校を間借りして授業を行ないます。
大船渡地区の小中学校は、被災に合わなかった学校の校庭を
仮設住宅の用地として使う為、当分の間
部活動は出来ないと思います。
残念ですが、仕方の無い状況です。
菅原
////////////////////////////////////////////////
「人は支えながら生きて行く」
知識としてではなく、体験として学んだ今回の震災は
子ども達を逞しく、強い人間に育ててくれると信じています。
今、何事もなく野球が出来ている子ども達には
その環境が当たり前ではないことを・・・
大人の方々には勝ち負け以上に大切なものを
野球を通じて子ども達にどう伝えるかを・・・
「心」があるのであれば、誰しもが気づき
誰しもが変われるはずです。
ご卒業おめでとうございます。
まだまだ、問題は山積みかと思いますが、
子供たちが巣立ちの日を迎えられたことは喜ばしいことですね。
先日、野球用品と共に練習着やウェア等も同梱しようかどうか迷いました。
部活動はしばらく無理との事、やはりもう少し時間が必要ですね…
子供達が新たにグランドで縦横無尽にボールを追える日が来て
必要とされる時まで置いておこうと思います。
佐藤さん、その時はこちらで声をかけてくださいね。
野球少年の母さん
お気遣いありがとうございます。
ご協力に感謝します。
※皆様へのコメントの返信が滞ってしまい
大変申し訳ございません。