我が子と同じように・・・

「あいつは使える」
「あいつは使えない」

そんな言葉が、少年野球のグランドにあることに
疑問を感じます。

少年野球の位置づけは
「青少年の健全育成」です。

であるならば、人格を否定するようなその言葉は
発展途上の子ども達には、使うべき言葉ではありません。

指導者と名乗るならば
「使えない」と思った子どもを
「使える」ようにするのが指導者の役目。

経験上、「出来る子」は、放っておいて大丈夫です。
教えすぎない事が「コツ」で、
コンディションさえ整えてあげれば、勝手に伸びて行きます。

「出来ない子」「知らない子」をいかに引き上げるか・・・
そこが指導者の腕の見せ所だと思っています。

現状は・・・

「出来る子」に対して、熱心に指導し
「出来ない子」は、知らんぷり・・・(^^;)

どこにでもある行為ですが
私は、大人のやる行為ではないと考えています。

出来ない子どもが、出来るようになると
私自身も勉強になるし
何よりも、子どもの「最高の笑顔」が見れます♪

我が子の寝ている姿を見て、一日の疲れが一気に吹っ飛ぶのと
同じような感覚です。

あなたのチームには
何人の「我が子」がいますか?

2 thoughts on “我が子と同じように・・・

  1. あけだ母

    佐藤さんお久しぶりです!
    毎回娘と愛読してます

    息子の勝人も佐藤さんのよく知っていらっしゃる某監督のもと
    毎日厳しい練習に食らいついているようです

    話は変わりますが…
    しばらくコメントできなかった時津田投手の野球殿堂入りの話がありましたね
    娘も高1になりソフトボールの投手をしていますが…
    何を思ったのか津田投手の本を読みたいと言い出しさっそくネットで二冊購入!

    学校の朝読書で夢中になって読んでいるそうです

    弱気は最大の敵は今や彼女の心にしっかり焼き付いると思います

    今娘の高校は3月の全国大会に向け特訓の日々です
    かわいい女子高生とはかけ離れた(女捨てた?)生活ですが…

    自分で決めた高校だからこそ頑張れるのだと思います

    またまた話は変わりますが…
    いつも愛読していると本当にこんな野球チームがいるのかと毎回驚いています
    子供達は小学生の頃子供会のソフトボールチームにいましたが
    土日練習はいつも午前中のみ、勝ち負けより楽しく、挨拶や声はしっかりと、
    道具は大切にする、そしていつもコーチが誰がエラーをしても
    仲間の悪口を言わない事と教えていただきました

    その教えのおかげで娘は今だに野手がエラーしても文句を言った事がありません
    打たれた自分が悪いと思っているようです

    それでも息子は全国大会に娘は男子チームの投手として
    関東大会に行かせていただきました

    いまだにそのコーチが子供達は大好きです

    分け隔てなく誰かが悪い事をしたら厳しく怒るコーチでしたが
    そんな人だからこそ子供達も信頼を寄せていたのだと思います

    今思うと小学生の頃の指導者ってすごく責任ありますよね

    やはり野球は楽しくが大切だと思います

    長くなってすみません

  2. 佐藤洋 投稿作成者

    あけだ母さま

    お久しぶりです。
    月日が経つのは本当に早いものですね。
    小学校で信頼できる指導者と巡り合えたことは
    何よりも子ども達の心を育ててくれます。

    そして今、兄妹がスポーツと向き合い、目標を持って歩んでいることは
    大変な時期ですが、今後生きていく上で大きな財産になると思います。

    勝ち負けよりも大切な物がたくさんあるのに
    現状は、勝ち負けが全てになっています。
    親が必死になる必要もないのですが、
    「子どものために」をスローガンに一生懸命です。

    親も子も楽しむことを知ると
    「こんな程度でいいの?」と思えるのですが
    なかなか伝えにくい部分です。

    某監督は、社会人野球時代の恩人で
    私がプロ入りできた「きっかけ」をいただきました。
    人の何倍も練習しました。

    自分自身に厳しい方なので、食らいついて行けば
    学ぶことも多いはずです。

    「仲間の悪口を言わない」

    大切な教えですね。
    この言葉が、このブログを読んでいる方の
    心に響きますように・・・(祈)

    ご家族のご健康と、今後のご活躍を祈っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です