姿勢を正す・・・


昨年のサマーキャンプから

 

 
常々、野球の「技術」と「姿勢」との関係を
子ども達に伝える指導をしています。

座る
立つ
歩く
走る

どれをとっても、野球の技術と「フォーム」はつながっています。
立つ姿勢が悪ければ、悪いなりの身のこなしがあるのですが
故障を防ぐためにも、骨盤を立てた姿勢は重要です。

「大人も同じ」

電車内のマナーが、イメージできると思いますが
二人掛けの席に、足を広げたり
荷物を置いたり、ふんぞり返っている姿を目の当たりすると
嫌な気分になってしまいます。

中高生が、電車内で床に座ったり
コンビニで地べたに腰を下ろしたり・・・

社会は、その振る舞いを見ただけで
ひとつの判断基準として、その人間を評価します。

なぜ自分を大切にしないのか?
なぜ、自分の身を自分で守らないのか?

 

グランドで・・・

 

試合中に、そのふんぞり返って座っている姿は何?
頭の後ろで手を組み、足を組み
寝そべっているような姿勢は何?

周りは冷やかな目で見ているのに、気が付かないの?
監督がそんなに偉いの?

あまりのマナーの悪さに
ただただ、チームにいる子ども達が、気の毒でなりません。

本音はチーム名と個人名を
名指ししたい心境です。

気をつけてください。
埼玉北部のチームの指導者の皆さん。
皆さんの近くに変人がいます…(^^;)

2 thoughts on “姿勢を正す・・・

  1. 甲子園きっぷ yama

    佐藤さん こんばんは。

    初めてコメントをさせて戴きます。
    随分前から、「きっかけ作り」を拝見させて戴いており、勉強させて戴いております。

    親の背を見て子供は育つ・・・
    今日の記事を拝見してこの言葉が浮かびました。
    選手たちは指導者の背中を見て成長する・・・

    尊敬する日大三高の小倉監督さんは、信頼を作るにはまず先に力を尽くすのは指導者だと言われます。
    どうか、自分が選び学ぶ指導者のその背中を見て、夢を追い掛け必死に頑張る野球少年が、夢を失わないようにと願います。

    知り合いの子供が今年、野球留学で県外で学び始めました。
    期待と不安の中で始まった高校生活、高校野球ですが・・・
    理由はあるにせよ、気に要らないことがあれば暴力がある・・・と、
    先日、高校生活が始まって初めてくれた電話の向こうの声は沈んでいました。

    子供は叩かれない様にするには・・・と、目を掻い潜ることしか考えなくなります。
    そんな中で子供たちの成長はあるのか・・・と、始まったばかりの彼の高校生活や野球が心配になります。

    暴力から何も得ることはない・・・
    暴力から信頼関係は生まれない・・・そう私は思います。

  2. 佐藤洋 投稿作成者

    甲子園きっぷ yama さん

    コメントありがとうございます。
    小倉さんは素晴らしい方なんですね。
    良い指導者と巡り合いたいものですが
    現実は難しいのかもしれません。

    日本の高校野球は独特で
    古い体質のままで、理不尽のオンパレードです。

    何とか乗り越えて欲しいです。

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