子どもの本音…(^^;)

小学生のスクール生とコミュニケーションをとっていて
その子の本音を聞きました。

私が言わせたのではなく、「相談」のような流れだったのですが
子どもも、ストレスがたまっているようです。

・いつも「お前の変わりは、なんぼでもいる」って
 監督に怒られるんですけど…

・あまり一生懸命練習しないのに、試合になると必ず
 その選手が使われるんですけど…

・こっちの選手の方が、コントロールがいいから
 試合になると思うんですけど…

・同級生に注意しても、ぜんぜん話を聞いてくれないんですけど…

・はやく大人になりたいですけど…などなど

次から次へと、言葉が出てきましたが
私は遮らず、「そうかぁ~、そうなんだぁ~」と聞き役に徹しました。

最後に私が…

「言っていることは全て合ってるよ!
だけど文句は言うな!」

そう言うと、にっこり笑って

「わかりました!」と答え、練習を開始しました。

 

チームの指導者の役割は、試合の勝ち負けも大切ですが
指導者同士・親・子の環境整備ではないでしょうか?

子ども達が真っ直ぐ成長するためにも

「野球を楽しむこと」
「努力は報われること」
「やる気を奪わないこと」

簡単ではありませんが、この環境を整えて欲しいと思います。
環境整備が出来ないまま、チームが活動していると
野球が「純粋なスポーツ」ではなくなってしまいます。

子どもが真っ直ぐに育つためには
大人の環境整備が、まず先です。

ことごとく、大人がうまく行っていないのに
子どもに「責任」を負わせているような気がします。

子どもの「本音」は、合っています。

8 thoughts on “子どもの本音…(^^;)

  1. 若林みか

    自分の子育てについて考えさせられ、自然に涙が出てしまいました。

  2. 佐藤洋 投稿作成者

    若林さん

    子育ては難しいですね。なかなか思うようには行きません。
    でも私は一度きりの人生なので、楽しみたいと考えています。

  3. 若林みか

    そうですね、子育ての苦楽を楽しみたいと思います…また涙ぐみました。

  4. 猪木

    大人の環境整備について・・・(自分も大人ですが)永遠の課題です。
    大人の役割について、最近改めて考えさせられています。

    子供たちから学ぶこと・・・
    沢山ありますよね。子供たちの正直さ、素直さ大切にしていきたいです。
    守っていきたいです。試合の勝ち負けだけでなく、もっと子供たちのこと、
    見たり、聞いたりして欲しいです。信じて欲しいなあと思います。

    すみません。ここからはぼやきだと思って下さい。(決して悪口ではありません)

    指導者(先生)が、2時間の練習のうち1時間半、腕組みの姿勢で立ったままか、
    椅子に座って休憩?ここでも腕組したまま・・・口だけ動かす。

    子供たちは、汗だくで練習、グラウンド整備・・・
    『おい、お前さぼるな!』(名前があるのに、お前って???)
    『子供たちの言うことは信じられません!』と平気で親に向かって言う指導者(先生)

    悪いことしたら、『ごめんなさい』・・・いいことしたら『ありがとう』じゃないのかなあ???

    最近の私の頭の中は???でいっぱい。

    イライラでいっぱいです。どうしましょう???
    自分も欠点だらけで人のこと言える立場ではないけど、
    大人の環境整備委員会でも作ろうかなあ・・・

  5. 佐藤洋 投稿作成者

    猪木さん

    いつもありがとうございます。
    猪木さんは、私と同じ道を走っていますね(笑)
    私は100人いたら、伝わる人が一人で大成功と思っていて
    99人はご縁がなかったと気にしないようになりました。
    「正論」は嫌がられます。正論を言われる側は
    「そんなことは当たり前」「そんなの知ってる」と
    聞き流してしまい、受け入れる人はなかなかいません。
    それが出来る人なら、とっくの昔に変われています。
    もしそんな人が現れたら、それは「ご縁」であり、感謝です。
    正論は、火に油を注ぐようなものです。
    教育者もいろいろ…
    人生もいろいろ…
    このブログを読んで共感してくれる方々は、仲間です。
    グランドで怒鳴っている方は、仲間に入ろうとは
    絶対にしません。でもそれが「普通」であり
    それで良いのではないでしょうか?
    同じような考えを持った方々と、一緒に歩んで行ければ
    私は幸せだと、震災以降思えるようになりました。
    このブログを読んで「はぁ?何様だコイツ」…が9割!
    「なるほどなぁ~」…が1割!
    その1割の方々と、自分自身に向けて書き続けています。
    これで世の中のバランスが保たれています。
    私にとって猪木さんは、大切な仲間です♪

  6. naotaro

    長くてすみません。
    一年間目指してきた大会まであと1ヶ月。残りの1ヶ月の仕上げと調整練習について、選手のみんなと決めて、意識合わせ。ミーティングでこれまでの選手たちの努力と成長をしっかり認め、あと1ヶ月の頑張りを意識合わせ。(監督は離れたところで横を向いて聞いてました。)
    翌日の練習で、監督は9人の選手をグラブを持たせず駒のように守備位置に並べ、先発メンバーこれで行こうと思うんだけど、どこか弱いところあるかな?と別のコーチと大きな声で相談…。それを見ている呼ばれなかった選手は…。
    大会までの1ヶ月の頑張りは関係ないのか…。
    指導者のやることじゃない!!

    すみません。誰かに聞いて欲しくて。がっかりして気力が無くなります。でも呼ばれなかった子供達をフォローしなきゃ。

  7. 猪木

    こちらこそ、このブログや佐藤さんとの『ご縁』に感謝しています。

    野球だけではなく、色んなことに、気づかされます。

    時折、突っ走ってしまうことがあり(笑)、ド壺にはまってしまいます。

    ・・・大切な仲間・・・ と認めてもらえて、うれしいです。
    すっかり忘れてました。1割でも同じ考えの人がいること・・・

    岩寿司さんでしたっけ?行ってみたい所です。
    このブログにコメントしている仲間の方々・・・会ってみたいです。
    お話してみたいです。

    サマーキャンプは所用で参加出来かねますが・・・
    また、こちらに来ていただけませんか?お会いできないでしょうか?
    野球研究所の方々と・・・

    実はそれが、前に言っていたお願いしたいことでした。
    ぜひ、会ってお話したいし、成長した子供達と再会して欲しいです。

    子供達も中学生になり、言葉の理解もしっかりできるようになったし、
    きっとおやじギャグにも付き合ってくれると思います。(笑)

  8. 佐藤洋 投稿作成者

    ◆naotaroさん◆

    コメントありがとうございます。
    大人・子どもに関係なく
    人の痛みのわかる指導者になりたいですね。
    傷ついた子ども達を、癒してあげて
    心を軽くしてあげてください。
    やはり、「やる気」を奪うのは大人です。

    ◆猪木さん◆

    研究所の皆さんは最高のメンバーです。
    とにかく「楽しい」ですし、癒されます(笑)

    「来てほしい」とのことですが
    どんな形が良いのでしょうか?
    ご要望があれば何なりと…♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です