「震災前までは、いつもここで泳いでいたんです。
ビーチを再開させて、地域の子どもたちの
笑顔が見たくて活動しています」
南三陸町・長須賀海水浴場・・・
私も子供の頃に何度か泳ぎに行きました。
この海水浴場を何とか復活させるべく
地元や全国からのボランティアの方々が力を合わせ
作業が続いています。
地元の大人は…
「海の怖さを知りました!
そして海の素晴らしさ、楽しさも知りました。
だから、この砂浜で子供たちにたくさん遊んで欲しい!」
その大人の想いが、汗をかくエネルギーになっています。
地元の少年は…
「楽天イーグルスの試合を観に行った時に
みんなのために役立つことをしてください
と、言われました。
それに応えようと思って…」
「小さい頃、溺れたりもしました。
遠くに泳いでいって怒られたりもしました。
それでも楽しかったです…」
「自分たちは泳げなくても
次の世代の子ども達が、楽しく泳いでくれれば…」
計り知れない苦しみや辛さを目の当たりにしながら
子どもが、次の世代の子どものことを考えています。
この取り組みを通して、大人と子どもが
コミュニケーションをしっかり取り
お互いが励まし合いながら活動しています。
この活動から、少年野球の現場で忘れられている
「大切なこと」
を思い出す、きっかけにならないでしょうか?
勝ち負けでは得られないもの!
お金では買えないもの!
こんな活動こそが
青少年の健全育成であり
自分で自分を磨く活動です。
少年野球の現場が、野球を通して
目指すべく活動です。