このサマーキャンプは
「野球ばっかり」
ではなく、子ども達の「これから先」に大切なものを
プロOBが野球を通して伝えることが出来るかどうか・・・
野球の技術ばかり追い求めたり
勝利至上主義の風潮がある中で
もっと大きな「心の土台作り」を目指しています。
怒鳴らなくても・・・
イライラしなくても・・・
子ども達は成長できるのです。
野球を通じて学べる点は、山ほどあるのに
すべての基準が「勝ち負け」にしかないのは
あまりにも寂しすぎます。
「子どもの成長」
キャンプを終えた子どもを観察すると
「楽しかった」という思いが強く
行動が生き生きとしています。
昨日のレッスンに来てくれた中学生にも
行動に変化が出てきました。
道具の準備~考える力~練習する姿
人に対する思いやり~後片付け
私もビックリ(笑)
土台が大きくなりました。
団体生活の中から、日頃の習慣が見えてきます。
それが現段階での「実力」なのです。
どう考えて、どう行動するか・・・
そこが見えている子どもは
黙っていても成長できます。
怒られてばっかり!
言われてから行動する子どもの頭の中は
「怒られるから」
「怒られないように」行動します。
この差は大きいのです。
なぜ食器を重ねるのでしょうか?
知らない子どもは
積み木のように重ねるだけです。
知っている子どもは
「片付ける人が片付けやすいように」
重ねています。
自分の周りを汚いままで
席を離れることの出来る子どもの多くは
勝利至上主義の環境の中で育っています。
すべて大人がやってくれます。
理由は「子どもを野球に集中させたいから・・・」
もちろん、どちらの考えを選択しても
それは皆さんの自由です。
飯も食べない!
片付けも出来ない!
でも野球がうまくなりたい!
そして勝ちたい!
そんな都合が良いほど
野球は甘いものではありません。
伝わりにくい言葉ですが
だからこそ野球を楽しむ必要があるのです。
矛盾を感じる方が多いと思いますが
楽しまないとダメなんです。
佐藤さん、
いつもブログを拝見し修行の身でございます。
大人に怯えて行動する傾向は本当に多く強制されているかのようです。
本当に悲しです。
皆さんから頂いたアドバイスを胸に・・・、まずは自分からですね!!!
キャンプ行けなくて残念でしたが・・・来年こそは!!
人生を登山に例えるなら、頂上を目指し、一心不乱に上を前を見ながら、あるときは仲間に励まされながら、あるときは仲間を励ましながら・・・
辛く苦しいあとからもらえるかもしれない、山の頂からの、えも知れぬ達成感や充実感。
野球道、野球を通じて、発展途上の私は、まだまだ額に汗し、脳にも汗をかかねばなりません。
山の中腹での完全燃焼。達成感を両手離しで喜んで・・・
頂上への道はまだまだ先に続いているのに・・・
勝利至上主義の結果、残るもの・・・
私も、佐藤さんの「きっかけ作り」に心を打たれ続けている、少年野球の新米コーチです。
いつもいつも勇気・元気・気合をありがとうございます。
頑張ってください。
青少年健全育成のために・・・
言うのは簡単ですが、まだ私には、明確な成功事例がないもので、日々自問自答、暗中模索です。
でも、いつも楽しそうにしている子供たちの笑顔が救ってくれます。
感謝です。
◆悠パパさん◆
知らず知らずのうちに、強制になっていることが
たくさんあるように思います。
私自身も再確認です。
サマーキャンプ、ぜひ!
◆horaさん◆
本当に山登りの表現がピッタリです。
子ども達が「笑顔」でいられることは成功例です。
これからも野球の楽しさ・素晴らしさを伝えてください。