スクールでは、
身のこなし・バランス・柔軟性を伝えていますが
子どもに伝えるのは何年たっても試行錯誤の連続です。
「人に伝える」
人を引き付ける人
感動を与える人
信頼できる人
そんな人ほど、言葉だったり行動だったり
人に伝える力に、人と違う何かを
持ち合わせています。
昨日の、熊谷スクールで
大きな大きな「気付き」を
子どもたちからもらいました。
私事で恐縮ですが、膝の半月板を痛めてしまい
歩くのもやっとの状態でのスクールでした。
始める前に、みんなを集めて
膝の状態を説明し、みんなで助け合って
協力し合ってやって欲しいと話しました。
いつもは近くにいて「次はこれ」と
指示を出しながらのウォーミングアップですが
口を出せない少し離れた位置に座らせてもらい
みんなの動きを見守っていました。
すると・・・
いつもより素晴らしい動き!
中学生がしっかり指示を出し
小学生がその指示をしっかり聞き
指先まで神経が行き渡っています。
あれっ?
いつもと違う・・・(^^;)
そうです!
指導者(私)が指示を出しすぎていたのです。
「任せるよ!」
この方針は、基礎土台ができると
口を出さない方が子どもが成長できることを
子ども達から教えてもらいました。
膝を痛めたおかげで
「口を出さないこと」
「見守ること」
そのことで子どもが成長することを
野球の神様は私に伝えたかったのでしょう。
理解しているようで、いちばん理解していないのが
自分自身であることに気づきました。
子どもの可能性は無限大です。
はじめてコメントします。
子供のいい練習方法がないかネット検索して、MFTのサイトに
たどり着いて以来、佐藤さんのブログを見ています。
子供に任せるのって勇気いりますよね。
しかし、子供達の様子を見ていると、小学生は小学生なりに
指導(らしきものですが)してるんです。
子供だから全部大人がやらなきゃと思っていた自分でした。
色々動画等観てますが、水上善雄さん(ソフトバンク)の少年に対する指導が
非常にわかりやすく、観ている自分も元気になります。
(右足から踏み出して投げるキャッチボールと4シームでの握りを実践してます)
ロッテ時代の変な長髪(笑)の方と同一人物?と思ったりします。
The Wizard of Oz さん
初コメントありがとうございます。
MFTならびにブログをご覧いただき感謝します。
水上さんは、憧れであり尊敬できる先輩です。
私も水上さんの指導に影響を受けた一人です。
現在はプロ野球界で指導されていますが
子どもとの向き合い方は、勉強になります。