指導者が投げかけた言葉を
子どもたちはどのくらい理解しているでしょうか?
個人差はあるものの、ほとんど理解せず
「はいっ!」
と、返事をしているように思えてなりません。
怒られ慣れしている教わる側の子どもたちは
注意されれば行動に移しますが
「怒られるから・・・」
「うるさいから・・・」
の心で動き出します。
自らの意思で行動しないので
技術も心も、吸収できにくい環境です。
この環境では、心はくすんだままで
指導と呼べるものにはなりません。
一方、教える側は
答えばかりを教え続けます。
「悪循環」
信頼関係をどう築くのか?
気づいてもらうには?
答えがわかっているだけに
自分の未熟さに愕然としています。
人間がやるスポーツだからこそ
「急がば回れ」
もう一度、「育てる」と言う言葉の意味合いを
考えてみたいと思います。
いつもありがとうございます
毎週末ごとに子供たちが指導者をぐるりと囲んで…の光景を何度となく見かけます。
そして必ずと言っていいほど、子供達の間に「聞いているようで聞かないスイッチ」が入ってしまうのを感じます。
「また自分を否定されてしまうんだろうな」
「自分が説教の的にならなければいいな」
その空気の中には、不信感と恐怖心が潜んでいます。
監督・コーチ・教師・親… 伝えようとしてくる人数、情報量に圧倒され、「本当に聞かなくてはならない事」が分からなくなってしまっているのでしょうか
大人達は、伝えたい事を一方的にぶつけ、とりあえず返事をさせて満足する。これを繰返し過ぎてしまったようです。もちろん親も然りですね。
我が家でも、「手紙を折りながら話しを聞いてしまい、いけないことをした」としきりに反省する妹、「俺はちゃんと聞いていた」と自分がスイッチを押してしまっていることに気付きもしない兄、(悲しいことにこのスイッチは学年が上がるごとに早く押される気がします)
対面一方通行ではなく、大人も子供も心を伝え合えるように、感受性を柔軟にしていなくては…と反省させられました。
いつも佐藤様のきっかけ作りに勇気と元気とやる気を頂戴しております。
ありがとうございます。
子供たちの指導にあたって、「伝える」ことの難しさにいつも自問自答しております。
「前にも言ったでしょう」私の中のNGワードです。
理解してもらえるまで、何十回でも、何百回でも、伝え・言い続けないと・・・
子供によっては、響き方もも、伝わり方も、伝え方も様々です。
子供たちを集めて、話をし、話し終わった際、いつも決まって子供たちに聞きます。
私:「今の話し分かりましたか?」
子供達:「はい!!」
私:「何が分かりましたか?○○君」
○○君:「・・・」
私:「いま、コーチが言ったこと、分かる人、手をあげて」
毎週、子供達とそんなことを繰り返していると、手をあげる子供たちがだんだんと増えてきだしました。
私:「人の話をきちんと聞ける人は、みんなの大好きな野球が、ドンドン上手になるんやで」
子供たちにどれだけ、どんだけ心しささったかわかりませんが、少しづつですが、子供たちの必死な目力を感じるようになってきました。
楽しい野球を通じて、子供達と共に成長し、
野球って楽しいよね!ずっと子供達とそんな楽しい会話に胸をときめかせながら、
これからも、子供達とずっと・・・
◇S次郎の母さん◇
返信が遅れて失礼しました。
子どもたちの目線になれば理解できること
自分の通ってきた来た道を振り返れば気づくこと
一方通行にならないように私も挑戦したいと思います。
◇hora さん◇
暖かい励ましのコメントありがとうございます。
子ども達と触れ合う中で
結局は大人が学んでいることに気が付けば
もっと野球界は発展するはずです。
>前にも言ったでしょう
私も気をつけます(笑)