少し前に「ゲームを嫌いにさせる方法」が
ネット上で話題になりました。
その答えは、ゲームをやっている子どもに対し
「そこはこうやってやるんだよ!」
「そこはそうじゃないだろ!」
「何やってんだよ!違う違う!」
「だからさっきから言ってるだろ!」
「何回言ったらわかるんだ!」
そんな言葉を耳元で囁き続けると
子どもは嫌になってゲームを止めると言うお話。
子どもには子どもの世界があり
自分でゲームを進めていくから面白いのであって
人から言われた通りにやって
しかも文句ばかりを言われ続けたら
楽しいゲームも嫌いになるのは当たり前です。
「ゲームを嫌いにさせる方法」
の「ゲーム」を「野球」に置き換えると・・・
グランドに響き渡る声は
野球の指導をしているはずなのに
子どもたちの成長を願っているはずなのに
そして野球の楽しさを伝えるはずなのに
もしかしたら
「野球を嫌いにさせる方法」
に、すり替わってはいないでしょうか?
ここに書かれている様な、明らかな否定的な言葉や文句はいけない!! と大人は理解出来ます。
さらに注意したいのは、「それがお前のためなんだよ!!」と押しつけ言葉ではないでしょうか!?
大人が正論を教えているつもりでも、子供にはそう伝わっていない気がします。
言葉の重みを考えて、日頃から大人は話さないといけませんね…。