三位一体☆

「三位一体」を辞書で引くと

三つのものが一つになること。
三者が心を合わせること。

野球に置き換えると
選手・親・指導者の三つと言えるでしょう!

これが機能しないと一番の被害者は
選手(子供)である事は間違いありません(^^;)

残念ながら誰もがわかっている事なのに
現状は上手く機能していません。
それは、それぞれの立場に対して「尊敬の念」がないから・・・

最近のスクールでは「立つ」をテーマにして
キャッチボールで意識するよう指導しています☆

軸足で立つ!
フィニッシュでもしっかり立つ!
これを意識できれば・・・

この日はボールを持たず
長い棒を使っての身のこなしの授業でした。

詳細は来月号の「ベースボールクリニック」で掲載します。
ぜひ読んでみてください。

さて、スクール終了後の自主練習!
本来ここでは、今日教わった事の反復練習が効果的です。

もしグランドで親子でキャッチボールを始めるなら
「今日はどんな事を習った?」
「よし、それを復習してみよう!」
となれば子供の吸収するスピードは早まるでしょう!

しかし???

せっかくバランス良く立てたのに
肩を強くしようとしているのか大遠投が始まりました!

フォームはバラバラ!
それでも延々と大遠投!

バランス能力は低下!
一旦崩れたバランスを元に戻すのは大人でも困難です。

果たして本人の為になるのでしょうか?
親子の問題なので私が介入すべきではないと思いますが
故障されては困るので嫌われる覚悟で注意しました(^^;)

この時期は正しいフォームで
怪我をしない身のこなしが優先です。
体の成長と共に距離は自然に伸びてくるでしょう!

「あの子供は何メートル投げるから・・・」
他人との比較は必要ありません。
特に地肩は子供によってバラツキがあります。

親の経験の元、自己流は危険です。
他の人の意見を素直に聞くことも
子供を育てる上で重要な事だと思います。

すべてが子供の為にやっている事!
しかし一方通行は間違いの元ではないでしょうか?

それぞれの立場に於いて
「三位一体」を当てはめて
考えてみてはいかがでしょうか?

私自身が反省しなくてはいけない問題です(^^;)

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