投げるな!
試合に出るな!
「子どもの肘や肩に痛みがある場合
絶対投げさせるべきではない!」
と言い続けていますが
多くの大人たちのとる行動は
親は・・・
「チームに迷惑をかけられない」
と言う気持ちが強く
子どもを休ませる勇気が湧きません。
指導者は・・・
負担を軽減させようと
ポジションを変えて試合に出し続けます。
「無理するな!」と言いつつも
行動はまったくその逆の道を行かせるのです。
すべてが中途半端!!!
スクール生9歳の肘内側の裂離骨折がみつかりました。
群馬県館林市にある慶友整形外科病院の古島弘三先生とのご縁で
診察をしていただける幸運に恵まれ、骨折が判明しました。
かなり大きな骨片で転位も広く手術が必要かどうか迷ったそうですが
まだ9歳ですので,保存治療として肘関節を装具で6週間まず固定。
骨片がついてくれないと将来痛みを繰り返す肘になりかねないそうです。
原因は、「痛みがでてからも投球を続けていたこと」
結果として目先しか見ない大人の判断が
大きな故障へと導いてしまいました。
痛めた子どもが悪い?
指導者が進歩しないのは
その考えが頭の中にあるからで
責任の矢印が自分に向かない限り
何度も同じ失敗を繰り返します。
そしていつも犠牲になるのが
「子ども」なのです。
子供たちがいて初めてチームが存在出来ているという事に早く気づいて欲しいものですね。
ヒロチさん
難しいことではないと思うのですが
気がついたときに
手遅れにならないように願うばかりです。