一生懸命のはき違え・・

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小学校の各地区で、6年生を対象とした
「陸上競技大会」が開催されます。

埼玉県鴻巣地区では、10月中旬に
市内19校の6年生約1000名が一堂に会し
この日のために鍛え上げた力と技を競い合います。

100m走
1000m走
60mハードル
走り高跳び
走り幅跳び
ソフトボール投げ
400mリレー

の各種目が行われます。

子どもたちは、放課後に
一生懸命練習しているそうです。

他地区のスクール生の一人が
ソフトボール投げの選手に選ばれ
昨日は放課後、2時間もボールを投げたそうです。

本人の話によると
「投げさせられた」とのことでした。

肘を触ると、飛び上がるほどの激痛で
すぐに専門医で診察してもらうと

「3週間投球禁止」

保護者の方もその光景を見学していて
「投げすぎ」と感じたようですが

先生が一生懸命に指導している光景を目の当たりし
何も言うことが出来なかったそうです。

教育のプロである教員でさえ
目の前に陸上大会という「大きな目標」があり
勝利を目指した途端に、大きな過ちを起こしてしまいます。

たくさん走る・投げる=成果が出る

と言うことではないことは
冷静になって考えれば、大人であれば
容易に気がつくはずですが

こんなところにも
落とし穴があるとは・・・

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