全ての子どもにはあてはまりません!

もっと自由に
もっと楽しく・・

スクールでの実例です。
スクールの最後は、個別で
バッティングのチェックをします。

週替わりでバッティングを変える子が
複数人います。

「どうした?
今度は何を言われたの?」

その答えのほとんどは
「お父さんから、こうやれって言われました」

この言葉に対して
父子との信頼関係を壊すことは出来ないので
話はそこで終わってしまいます。

当たり前のことですが
子どもは、日に日に体が成長します。

体の成長と共に
出来ることが増えていきます。

しかし、中にはその成長を
大人のアドバイスによって
妨げてしまうケースがあるのです。

代表的な例を上げてみます。

IMG_5556

一つ目は

「上からたたけ!」

写真はベルト周辺の高さに対して
右肩の下からバットのヘッドは通過します。

たたく感覚は、バットの先は重いので
その感覚は大切なことですが
実際にはバットはボールの対して
レベルにまっすぐ向かっていきます。

少年野球の指導者は、このことを嫌い
右肩が落ちている!
ゴロを打て!
との指導が主流になっています。

 

二つ目は
「脇を締めろ!」

IMG_5557

写真の右肘は体の近くを通る必要があるので
脇は締まっています。

前の手の左肘は
大きく空いているのがわかると思います。

右肘が下
左肘が上

脇を締めて打ってしまうと
両肘が平行になるため
バットは大根切りのようなスイングになります。

時にはこの感覚も大切になってきますが
個人差があるので全員に当てはまらないのが
バッティングの難しい点です。

以上のような点から
バッティングは昔、当たり前とされた

上からたたけ
肩は平行に回れ
脇を締めろ

は、全ての子どもには
あてはまりません。

指導方法は大きく進化し続けています。

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