埼玉スクールの子供たち
身振り手振りの教えで技術を掴むこともありますが
言葉によって「ヒント」をいただき
そこから考え、実践し新たな発見をする場合もたくさんあります。
忘れかけていた大切なことを何かを通じて
「気がつかされる」ことも良くある事です。
石巻の実家で、ボ~ッとテレビを見ていました。
どこのテレビ局で何と言う番組かも覚えていないのですが
「寒じめほうれん草」を作っている農家の人を
取り上げた番組でした。
「寒じめ」とは、寒さにあてることによって糖分が蓄えられて
野菜の甘さが増す栽培方法だそうです。
「育てるのは大変ですね~」と問いかけたところ
「大変だと思ったら育てられないでしょ!
面白いと思ってるから育てられるんだよ!
面白くないと思ったら、野菜だって面白くね~べぇ!」
人の受け取り方はいろいろあると思いますが
私にとっては、強烈な言葉でした。
「味のある人間」だから「味の良い野菜」を育てられるし
「こだわりのある人間」だから「こだわりのある野菜」が
育てられるのではないかと強く感じました。
野菜の身になって育てているわけですから
いい野菜が育つはずです。
「人」を育てる上でも忘れてはいけない大切な言葉に
出会うことができました☆
凄く深い言葉ですね、私は最近スポ少のある親の方に文句を言われました、相手のことを考えていない人なんだなと更に認識を深めました。
相手のことを考え、相手の立場に立つことが重要なんだし、同じ事を伝えるのでも伝え方、声のトーン、顔の表情、自分がかもし出す雰囲気により、
相手にとって良く感じるか、悪く感じるというのが変わってくると、この体験から更に学びを深めました。
私は味のある将来の素敵な大人を育てたいと思います。
佐藤洋さんのブログを読むと毎回素敵なきづきがあります。
ありがとうございます。
お互いを尊重し合わないと、意見やアドバイスなどの話し合いは文句にしか聞こえません。
「聞く側」と「話す側」のバランスが大切ではないでしょうか?
私は、先日話しまくる方とお会いしました。
不快オーラを出しましたがまったく気がつきません(笑)
実績や地位があったとしてもそれを振りかざすのではなく
まずは「人間対人間」が大切であることを勉強させていただきました。
そう考えると「気づき」があるので
一日一日を大切に生きることに繋がるような気がします。
私も注意しないと・・・(^^;)
こんにちは 夢太郎です。
またまた 考えさせられます。
野菜の身になって育てている この方は、真っすぐに愛情をこめた野菜作りをする中で また その人自身も野菜によって育ててもらっているのでしょうね。
だから 味のある魅力的な人間になるのでしょうか!
「情けは人の為ならず」
相手の身になって行った事は 必ず自分に帰ってきますね。
少年野球の指導者の方々も 子供達一人一人の事を真剣に考えて接していれば きっと尊敬されるすばらしい指導者になれるのではないでしょうか。
それにしても 大切なのは
「野菜作り」のテレビを見て考える事が出来る柔軟な感性ですね!
自分は まだまだ無理かな…!
夢太郎さん
貴重なコメントありがとうございます。
>野菜の身になって育てているこの方は
>真っすぐに愛情をこめた野菜作りをする中で
>また その人自身も野菜によって育ててもらって
>いるのでしょうね。
まったく同感です。
私自身も教える立場でありながら
子供たちに教えてもらっています。
指導者/経営者/上司/先生などの立場の方でも
選手/社員/生徒に教わる事の多さに気がつくでしょう。
親子の関係ももちろん同様です。
気がついている方は「人」を大切にするはずです。
怒鳴ってばかりいる人はその事に気がついていないかもしれませんね。
健全な青少年の育成の場が
大人のストレスのはけ口になっている現状は許せません。
野菜、ではないのですが、
「白い恋人」の石屋製菓が、
賞味期限改ざん発覚から、
現在は、製造ラインを一新して、
社内の仕組みも大幅に改革し、
徹底した品質管理で完全復活を
遂げているそうです。
品質管理の改革を任されたのは、
森永製菓から来た方で、
「鬼軍曹」と呼ばれているそうです。
品質に対するこだわりが強く、
その徹底振りに、周囲の人は驚いたようです。
しかし、その彼をよく知る森永製菓時代の
同僚は、
「仕事にはすごく厳しいけど、人には優しい人」
と表現していました。
改ざんが発覚してから、
全ての店で商品が撤去され、
連日鳴り止まないクレームの電話に、
多くの社員が泣きながら対応しなければならず、
会社が倒産の危機だったにも関わらず、
一人も従業員は辞めなかったそうです。
(経営陣は当然一新しています。)
そこには改革に取り組んだ人たちの間に、
何かあるのだと感じました。