「無意識」にできるまでの「意識」

最近はプロ野球選手の情報が、テレビや雑誌・インターネットなどで
かなり公開される時代になりました。

そこまで教えてもいいの?という情報も・・・!

楽天・田中投手の「ボールの握り」や
巨人・坂本内野手のバッティング時の「左足の使い方」など
テレビでご覧になった方も多いと思います。

ヒントはどこに転がっているわかりません。
しかし、常に向上心がある方は情報をキャッチする力があります。

田中投手はボールを優しく握ることで
「体の使い方」と「リリースポイントの感覚」が変わりました。
以前よりも小さな力で大きな力を生むコツを掴んだような気がします。
WBCでダルビッシュ投手から教わったそうです。

坂本選手はスイング時に左膝が割れないようになりました。
おそらく阿部選手のアドバイスだと思われます。
その他にも「立ち方」が内側に折れることも矯正されています。
守備では、ボールを中心で扱えるようになりました。
正しいステップにより、体の方向も変わりました。

「ボールの握り」の意識
「拇指球」の意識
「真っ直ぐ立つ」意識
「常にボールを中心で扱う」意識

スクールで指導している内容がいかに大切であるか
理解していただけるかと思います。

少年野球からプロ野球まで基本は変わりません。
そこには奥深く進むための入り口があります。
しかし「派手さ」と「即効性」がなく、とても地味~な道のりです。

最近、ある方から本を紹介され指導本を購入しました。
素晴らしい内容で、非難するつもりは毛頭ありません。

少年向けのバッティングの指導書なんですが、私の正直な感想は
「今」打つ為には素晴らしい内容でした。
「先」ではどうかなぁー??と言う印象でした。

その理由は「意識」にズレがあったからです。

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