この手紙は、母から中学生の娘へ送られた手紙です。
昼食の時間に、お弁当の袋を開いたら
手紙が入っていました。
手紙を読んだ、その子や周囲の子が
涙ながらに担任の所に持ってきたのが
この手紙です。
ぜひ全国の皆様にご紹介したく
ご本人からブログへの掲載を快く許可していただきました。
//////////////////////////////////////////
○○ へ
お弁当に文句ばかり言うので
今日は被災地の人と同じおにぎりと
リンゴだけにしました。これでも
食べられることは、ありがたいです。
それから寄付するからお金をちょうだいと
言うのもお母さんはちがうと思う。お父さんが
働いてもらったお金なんだから。
中学生のきみたちが出来ることは、本を買う
のを我慢したり、好きなものを我慢して自分の
おこづかいを寄付しようと思う心が大切だと思う。
今日のお弁当のおかずを我慢した分のお金です。
これを寄付金に使いなさい。
(この手紙には200円が添えられていました)
コメント拝見しました。
親が子にしっかり教育されている光景が、見えるようです。
何が、一番大事なのか?根本的な所を理解させないといけないのでしょうね。
この子供や周りの子供たち、なんて幸せなんでしょう!
この子供たちが、大きく育った時に また同じように行動すると思います。
人は、人によって磨かれる。いい話でした。
隠れ佐藤ファンさん
隠れずに出てきてください(^^;)
手紙を読んで、しっかり理解する子
そして涙を流す友人
担任への信頼
心の大切さを訴える親
厳しさと優しさが、にじみ出ている手紙だと思います。
おそらく子どもに義援金と言われたら
多くの親は迷わずにお金を渡すでしょう。
親の考え方ひとつで、子どもの人生が大きく変わる!
とても心に響く深い手紙です。
皆さんの心がとても暖かい事をこのブログを通じて、感じ取れます。
今、自分が何をできるのか?
それが問われる時代の幕開けなんだと思っています。
長男は、毎朝五人分の布団の片付け
次男は朝昼晩の食料配給を頂きに行き
三男は、皆を明るくしてくれます。
そして、三人の子供達は沢に水汲みに行ってくれます。
給水車がくると、18㍑のポリ容器を抱えて坂を一生懸命登ってくれます。
彼らが居なかったら、私は心が折れていたと思います。
我が家は家族が全員無事です。
現地ではまだ、遺体が見つかってきています。
昨日も春になったらスポ少で練習試合をやろうな!
と、約束をしていた、高校の時の後輩が遺体で発見されました。
電気や水道が無い生活をしていると、今まで、自分が当たり前だと思っていた事が、何だったんだろう?
と、思います。
昨日の地域新聞を見ると、市内の小中学校の殆どの校庭が仮設住宅の建設地になります。
子供達は、野球をする場所がなくなりました。
市営球場も仮設住宅が建ちます。
皆さんの生活が最優先なので仕方ありませんが、
この現状です。
今まで、思い切り野球をグランドで、やれたのは当たり前ではなかったです。
自分の好きなグローブや、バットや、スパイクで、野球を行ったのは当たり前ではなかったのです。
自分は感謝が足りなかったと、このような状況になり本当に気がつきました。
自分の愚かさにやっと気がつきました。
今、沢山の方から頂いているご恩は私達の代では返せないかもしれませんが、
子供にしっかりと、受け継いでもしその時がきたなら、行動を起こせるようにしっかりと家族で言い続けなければいけないと、思っています。
今日も朝がちゃんときました。
目の前から何も無くなっても明日は、朝はちゃんと来ます。
悲しい時や苦しい時も明るい朝がきます。
電気の無い生活をしていると、明るい事の尊さが分かります。
今まで、当たり前のように夜になるとついていた、電球がつかないのは何をするにも不便です。
これが、今の私達の現状です。
ありのままを伝えました。
菅原
菅原様
「母から中学生の娘へ送られた手紙」の学年のものです。
菅原さんの文を生徒に伝えさせていただいてよろしいでしょうか。
是非お願いいたします。
佐藤さん「縁」ってあるんですね。
ごとうさん
どうぞ私がお役にたてるならお使い下さい。
ぜひいま起きている現実を伝えて下さい。
菅原
また宮城県沖で大きな地震がありました。
どうか被害が最小限で食い止められますように・・・
◇大船渡菅原さん
お子さん達は、宝物ですね。
子ども達の力は偉大です。
大変な時期でのコメントに感謝致します。
◇ごとうさん
先日はありがとうございました。
ご縁を大切にしないと、もったいないですね。
菅原さんから許可をいただきましたので
ぜひ生徒の皆さんに伝えてください。
宜しくお願い致します。
秋田の坂谷です。
昨夜の余震で秋田も停電中。
小中学校の休校が決まりました。
今日は小学校の入学式でしたのに気の毒です。
菅原さんのコメント、読んでいて涙が出そうになりました。
今まで当たり前のように思っていたことが、実はどんなに幸福なことだったなのか・・・。
私にもチームの子供たちに伝えさせてください。
菅原さん
佐藤さん
不躾なお願いをしまして申し訳ありません。
また、早速に承諾いただき有り難うございました。
昨日も大きな余震と、まだまだ気が抜けない状況ですが、
こちらが逆に、勇気を頂きました。
私のできることは、まず子ども達に様々な思いをや現実をつたえること
だと考えています。なかなか直接のお手伝いが出来ずに心苦しいのですが、
今できることをやらせていただきます。
ご家族のみなさまによろしくお伝えください。
☆菅原さん
初めまして、立柳と申します。菅原さんの御言葉を読ませて頂きました…
いままであたり前の事があたり前ではないことを私もわかっていたつもりでした。いつの間にか空気のようにあたり前にあるかのようになっていました…
私も自分がとても愚かだと思いました。
でも今から、親として、人として、今から子供達にありがたみを伝えていきたいと思います。
4月1日、2日と駅前にて子供達の意思で東方関東大地震の募金活動を子供達とさせて頂きました。たくさんの皆さんが被災された方々を心配されていました。そして、たくさんの愛を感じました。活動している子供達に頑張ろうな、頼むぞ!!との言葉に涙して活動している子供がいました。自分でも頼って貰えることが嬉しかったようです。いつも、守られるのがあたり前で自分は子供だからと守ることもなかった…子供であっても無ではなく、できる事たくさんあること。
行動を起こすことで見えてくること…大切な事見つけたようです。私達は、自主性を伸ばすどころか子供に気をつかいすぎて手をかけすぎていたようです。これも、大人のエゴで欲の1つだったのでしょう。菅原さんの子供さんのようにちゃんと心の力もってるんですね。
小さな力が集まってできる事、今回の地震で私達親も本当に教えられました。
今の状況を伝えて下り本当にありがとうございます。
まだまだ、大変だと思います。でも今は、あまえて下さい。あまえていいんです。皆がそう思っていると思います。奪い合えばたらない、でもわけあえばあまるんです。皆で支えあいましょう。
私達も今、できる事!常に考え行動したいと思います。
大船渡 菅原さんのお話、私もスポ少の子供たちに伝えさせていただいてもよろしいでしょうか?
私の住む北上は3月初旬には雪が溶け、中旬からグランドで練習できるようになりましたが、そのグランドの上での今年の練習初めの際、子供たちとみんなで黙祷を捧げ、当たり前に野球ができる環境にいることに感謝し全力でやろうという話をしてから練習に入りました。
しかし、実際に被害に遭われその現実に身を置かれている方のお話の方が、より伝わると思っています。
私もささやかながら、MFT様を通じて野球道具を提供させていただきました。
沿岸の子供たちが1日も早く練習が再開できる環境が整い、また以前のように対戦出来る日が来ることを心から待ち望んでいます。
皆様ありがとうございます。
私のつたない文章に感銘を頂きありがとうございます。
どうぞ、この現実をお伝え下さい。
16日ちは、大船渡市野球協会説明会があるそうです。
私達はいま、事情があり遠方に疎開をしておりますが、大船渡の情報は随時お伝え致します。
私のように被災にあった者しか伝えられない事があると思っています。
今は、電気や水道があり、毎日お風呂にも入れます。
もしも東日本大震災にあわなければこんなささいな幸せを感じないで、
毎日を過ごしていました。
炊きたてのご飯がこんなにも甘く、美味しいなんて窶シ
と、家族で話をしながら食べております。
菅原