ある保護者の方が
「うちの子どもは優しすぎるんです!」
「だからレギュラーになれないんです!」
「いつも球拾いや、裏方の仕事ばかりで、損をする性格なんです!」
何事に対しても一生懸命な性格なのに
親が自分の子どもを認めてあげれないのは
あまりにも残念でなりません。
一生懸命努力したのに・・・
あんなに頑張ったのに・・・
レギュラーになれなかった!
勝てなかった!
甲子園に行けなかった!
「だから、報われなかった」
人間の努力は、そんな小さなものではありません。
一人の未来ある子どもに対し
野球の「うまい・へた」だけで
人格までをも否定するようなことは
あってはならないのです。
子どもがレギュラーになれなくても
コツコツ努力できる性格であれば
その努力は「今」報われなくても
必ず「先」で報われます。
将来、結婚して子どもが出来て
家庭やチームで、あるいは職場で
素晴らしい情報を発信できる教育者(リーダー的存在)
になれれば、そのことでも報われるのです。
「努力は報われる」
しかし、報われ方は様々です。
決して他人が「報われた・報われなかった」を決めるのではなく
一人の人間が、自分自身で感じ取るものです。
報われない努力などありません。
大人が子どもに伝えてあげてください。